海外ファンの「視聴バイアス」が生んだ誤解では?
また、「そもそも日本のアニメに高校舞台の作品ばかりが集まっているわけではない」と、データの偏りを指摘する分析もなされている。国内外でヒットを記録しているアニメの多くは、学校を舞台にしていないという事実だ。
「言うほど高校が舞台の作品が多いか?? だって国民的人気アニメと呼ばれる作品を思い浮かべてみても、ナルト、ワンピース、ドラゴンボール、進撃の巨人、スパイファミリー、鬼滅、薬屋、フリーレン、とか全然高校が舞台のストーリーじゃなくない? この人たちがそういうの好きなだけでは…」
「『なるほど、あなたは学園モノを選んで見てるんですね』ていう話だろうなあ」
「漫画の大部分は海外でリリースされたり、アニメ化されたりしないため、日本人以外の人々は、高校を舞台にしていない物語の多さに気づいていません」
海外のアニメファンにまで届く作品がそもそも限られている、あるいは、このYouTube番組の出演者が特定の作品を好んで選択・消費しているがゆえに生じた「サンプリングバイアス」ではないかという見方だ。
外から見れば「日本特有の文化的背景」に映る「学園モノ」の多さも、国内の視聴者からすれば、「体験の共通性」や作画コストといった実務的な要因、あるいは単なる「視聴バイアス」の結果にすぎないという見方が強いようだ。Xでは、海外のアニメファンからもさまざまな意見や分析が飛び交い、議論が続いている。

