
大人も子どもも、家族みんなが過ごしやすい家づくりに大切なことってなんだろう? vol.11では、目の前に真っ青なビーチが広がる、ジュエリーブランド『EMILY/BLUE』を手がけるEMILYさんの住まいへ。個性的でカラフルな家具や雑貨がすっきりまとまるインテリアの秘訣はカラーバランスにあり! さっそく子育てもおしゃれもはかどる、理想の住まいのヒントを探ります。
profile
EMILYさん
デザイナー
ジュエリーブランド『EMILY/BLUE』、子ども向けヘアバンドブランド『boo a peek』主宰。この春からは鎌倉のサロン『cassia』で不定期にオイルトリートメントやまつ毛パーマの施術も手がけている。Instagram:@emilybluejewelry0220
FAMILY:4人家族(パパ・ママ・長男6歳・長女4歳)
HOUSE TYPE:リノベ済み賃貸マンション
HOUSE DETAIL:居住歴1年/80㎡/2LDK
AREA:神奈川県逗子市
こだわりの住まいについて
賃貸だからこそ試せた
憧れの「海」がある暮らし
一年前に東京から神奈川・逗子へ引越したEMILYさん一家。物件サイトを日課のように見ていたというEMILYさんが、偶然見つけて即決したのが今の賃貸マンション。
「築40年近くと古いですが、シンプルにリノベーションされていて、洗練された内装。欲しいところに収納がしっかりある使い勝手のよさにも惹かれました。何より好きなのは、海が見える食卓向きの大きな窓。夕日を眺めてコーヒーを飲みながらぼーっとしていると、それだけで気持ちが安らいで、東京にいた頃よりもおおらかな気持ちで暮らせている気がします」
引越しの前には理想のインテリアを紙に描き出し、置きたい家具をイメージしたそう。ヴィンテージ家具や作家さんの一点ものなど、個性的なデザインも多くありながら、不思議とすっきりまとまっているのは、彼女の中に明確なイメージがあるから。
「海の近くに住むと、湿気や塩害など悩みも多くなるのでは? とはじめは不安もありましたが、そんなことこの絶景に比べたら些細な問題。実際に住んでみたらさほど気になりませんでした。定期借家の賃貸だからこそ、思い切って海沿いを選ぶ決断ができて、結果、この環境が私たちに合っていることにも気付けました。これからも賃貸だからこそ楽しめる家づくりを模索していきたいです」
DINING
ヴィンテージ家具が主役の食卓は
カラーリングを揃えてすっきり
海外製ヴィンテージのダイニングテーブルに、さまざまなデザインの椅子。個性のある家具が並びながらも、ベージュ、ホワイト、レッドで色調が統一されていることでごちゃつかず、すっきりまとまって見える。「ダイニングは海が見える窓に面しています。あえてテレビは置かず、ここは『ご飯を食べるための空間』にすることで、リビングとの差別化ができて空間にメリハリが生まれました。何より、この景色を見ながら食事ができるのは最高の贅沢です」
海向きの窓は角にサッシがないので、視界が遮られることなく広く外が見渡せる。窓際のスペースには、大阪のアンティークインテリアショップ〈WANT ANTIQUE〉で購入したヴィンテージチェアを置いてカウンターとしても活用。「ひとりでコーヒーを飲むこともあれば、気分を変えたい日にはここで夕食をとることも。子どもたちがレストランみたいと言って喜びます」
椅子がたくさんあるのは、来客が多いEMILYさんの家ならでは。「夏には花火が目の前に上がり、逗子葉山映画祭の映画も見えるので、ここに越してからは友人を呼ぶ機会もさらに増えました」。椅子は左から2点がノーブランド(楽天で購入)、〈Magis〉〈Hans J. Wegner〉のYチェア。海外のオンラインショップで購入したり、メルカリを通じてヴィンテージショップから中古品を購入したりと、入手先はさまざま。
個性的なデザインの照明は楽天で購入したノーブランド。天井が高いので、このくらい大きな方がちょうどいい存在感になる。
床材がカーペットなので、食べこぼし防止のためにもラグはマスト。1960年代のラグはトルコのもので、メルカリのヴィンテージラグショップで購入。同じヴィンテージのダイニングテーブルや椅子との相性もよく、ほどよく使い込まれたくったりとした質感が好み。毛が長すぎず、掃除がしやすいので使い勝手も◎。
