筆者の知人は母から大学への進学を猛反対されて将来を奪われたような気持ちでいましたが、実家の整理中に目にしたものが、長年のわだかまりを揺るがすことに──。
夢見た大学進学
高校時代、私は大学進学を希望していました。
でも母に相談すると、
「女の子なのだから地元就職で十分」
「わざわざ大学に行く必要はないでしょう」
と猛反対!
私は泣きながら奨学金の話もして何とか進学させてもらおうと説得を試みたものの、最後まで母は首を縦に振ってはくれませんでした......。
結局、大学は諦めざるを得なくなり、私は地元企業へ就職。
『人生を奪われた』とまで思い、どうしても母を憎まずにはいられませんでした。
母との間には大きな溝ができ、就職してお金を貯めてからすぐに一人暮らしを開始。
めったに実家には帰らなくなり、母と連絡を取ることもほとんどありませんでした。
発覚した事実
それから数年後、酒の飲みすぎで肝臓を悪くしていた父が亡くなり、しぶしぶ実家の荷物整理を手伝っていた時のこと。
まさかの事実が発覚したのです。
片付けようと開いた通帳を何気なく見ると、長年ほとんど増えていない残高が並んでいました。
さらに、父の借金返済記録の書類まで偶然見つかり驚いた私。
それらを手に取り母に突きつけると、もう隠せないと思ったのか、実はずっと生活がギリギリだったことを打ち明けてくれたのです。

