母の本当の想い
「本当は大学にも行かせたかった」
「でも、父さんのせいでお金は溜まらないし、奨学金を背負わせることも怖かった」
「借金の恐ろしさを知っていたから」
そう泣きながら当時のことを振り返り、何度も謝罪してくれた母。
あの時は自分のことばかりでしたが、よく考えれば金銭面の恐怖を抱えていたのか、一生懸命遅くまで仕事をしてくれていた母の姿を思い出した私。
もちろん、もっと話し合えたら違う道が開けていたかもしれません。
でも、親も万能ではなく不安の中で子育てに奮闘していたことに気づき、ようやく和解できたのです。
体験者の声
今、私は社会人向け大学に通っています。
何でも遅すぎることは決してないと思っているからです。
そしていつか親になった時には、“選択肢”を一緒に考えられる母になりたいと考えています。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にFTNでヒアリングと執筆を行う。

