中学生のころ、周りの友だちは次々と生理が始まっていたのに、私にはなかなか初潮がきませんでした。「どうして私だけ……」と不安を抱える毎日。勇気を出して母に相談すると、返ってきたのは予想もしなかった言葉でした。


友だちと比べて焦る毎日
中学生のころ、私にはひとつ不安に思っていることがありました。クラスのほとんどの友だちはすでに生理が始まっていたのに、私にはなかなか初潮がこなかったのです。
友だち同士が生理の話をしているのを聞くたびに、「どうして私だけ遅いんだろう……」と焦るようになりました。
頭では「人それぞれ違う」とわかっていても、自分だけ取り残されているような気持ちになり、不安ばかりが大きくなっていったのです。
勇気を出して母に相談すると…
そんなある日、私は思い切って母に相談しました。
「まだ生理がこないんだけど……」
心配されたり、深刻な表情をされたりするのではないかと思っていた私。しかし、母は穏やかに笑いながらこう言ったのです。
「お母さんも遅かったから、たぶんあんたも遅いんだと思うよ」
母は意外なほどあっさり答え、私は思わず拍子抜けしてしまいました。さらに母は続けて、「今は気にしすぎなくて大丈夫。でも心配なことがあったら、いつでも相談してね」と声をかけてくれたのです。
その言葉を聞いた瞬間、それまで張りつめていた気持ちがスッと軽くなりました。

