介護認定を受けるには?申請の流れや対象者、利用できるサービスを解説

介護認定を受けるには?申請の流れや対象者、利用できるサービスを解説

介護認定後に利用できるサービス

送迎する介護士

介護認定を受けたら全員が介護サービスを利用できますか?

介護認定を受け、要支援または要介護と認定された方は、介護保険サービスを利用できます。一方で、自立と判定された場合は、原則として介護保険サービスの対象にはなりません。また、認定を受けたからといって必ずサービスを利用しなければならないわけではありません。サービスを利用する際には、ケアプランと呼ばれる介護サービス計画書を作成する必要があります。要支援の方は地域包括支援センターに、要介護の方はケアマネジャーが所属する居宅介護支援事業者に相談します。心身の状態や生活環境に合わせてケアプランを作成し、その内容に基づいて必要な介護サービスを利用する流れです。

介護認定を受けるとどのようなサービスを利用できますか?

介護認定を受けると、自宅での生活を支援するサービスから施設サービスまで、さまざまな介護保険サービスを利用できます。例えば、ホームヘルパーが自宅を訪問する訪問介護や、日帰りで機能訓練やレクリエーションを受けられるデイサービスがあります。また、車いすや歩行器などの福祉用具レンタル、手すりの設置などの住宅改修費支給も利用可能です。介護度や生活状況によって利用できるサービスや回数は異なるため、ケアマネジャーなどと相談しながら必要なサービスを選びます。本人や家族がどのような生活を送りたいのかという意向も大切にしながら、心身の状態に合ったサービスを組み合わせて利用します。

介護申請を受けてからサービス利用までの期間を教えてください。

介護認定の申請をしてから結果が通知されるまでの期間は、原則として30日以内です。主治医意見書の作成に時間がかかった場合や、調査内容の確認が必要なときは、さらに日数を要する場合があります。認定結果が出た後は、要支援の方は地域包括支援センター、要介護の方はケアマネジャーと相談しながらケアプランを作成します。そのため、実際にサービスを利用開始するまでには、申請から1~2ヶ月程度かかるのが一般的です。緊急性が高い場合は、認定結果が出る前でも暫定的なケアプランを作成し、介護サービスを利用できるケースがあります。

編集部まとめ

笑顔の親子

介護認定は、介護保険サービスを利用するために必要な手続きです。40~64歳の方は特定疾病がある場合、65歳以上の方は介護や支援が必要な状態であれば申請が可能です。

申請後は認定調査や主治医意見書の作成を経て、要支援または要介護の区分が決定されます。

認定を受けると、訪問介護やショートステイなど介護保険のサービスが受けられます。さらに、福祉用具レンタルなどの介護保険サービスも利用可能です。

介護が必要になってからだけでなく、日常生活に不安を感じ始めた段階で早めに相談するのも大切です。
本人や家族に合った支援を受けるためにも、まずは市区町村の窓口や地域包括支援センターへ相談してみましょう。

参考文献

介護保険制度の概要|厚生労働省

要介護認定に係る制度の概要|厚生労働省

サービスにかかる利用料|厚生労働省

要介護認定 認定調査員テキスト|厚生労働省

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。