飼い主さんが備えるべきこと
具体的な疾患や好発品種などを知ってしまうと、その猫種の猫を迎えるのが不安になるかもしれません。でも冷静になってみてください。元気に暮らしている猫のほうが多いですよね。
そう、遺伝病は正しく知って恐れることが重要なのです。ここからは、飼い主さんに備えてほしいことを紹介していきます。
『遺伝子検査』を実施している場所から迎える
純血種との暮らしを検討している場合は、遺伝子検査を実施しているショップやブリーダーからお迎えすると安心です。
かかりつけ医を探す
人間同様、かかりつけ医と呼べる動物病院があると安心です。まずはワクチン接種などをきっかけに受診をし、親身になってくれるかどうか・説明はわかりやすいか・院内は清潔かなどをよく観察してみましょう。
また既に先住猫がお世話になっている病院があれば、『キャリア』や『アフェクテッド』の猫を迎えた旨をさりげなく話しておくと良いでしょう。
具体的なアドバイスや、受診が必要になる基準などを教えてもらえると思います。
よく様子を見てあげる
何か該当する疾患がある場合、もしくはリスクが高い場合には、注意深く様子を見てあげてください。
気になる症状が出た場合はメモを残したり、動画の撮影をしておきましょう。これが診察において非常に役立ちます。
定期的に健診を受ける
様子を見守りつつ、定期的に健診を受けておくことも安心材料に繋がるでしょう。
なお余談ですが、ペット保険に加入する際は注意書きをよく読むようにしてください。恐らく『キャリア』の判定がある場合はその疾患に関しては保障の適用外になっているケースが多いです。
環境を整える
例えば関節の病気の場合、肥満にならないように注意する・猫が遊ぶ空間は絨毯を敷くなど、環境を整えることも重要です。
腎臓系の疾患であれば新鮮な水を置き、いつでも飲めるようにしてあげてください。猫は元々水分摂取が苦手なため、飲みたくなる環境作りが大切です。
予めリスクがわかっていれば"如何にして発症させないか"という視点を持つことができます。ほんの少しの配慮や工夫によって、楽しく健康でいられる時間を延ばしてあげましょう。
まとめ
遺伝病は"猫ブームの裏に潜む闇"でもあります。人気が急上昇している時期や、特定の猫種が爆発的な人気を誇りはじめた時が最も危険なのです。なぜかと言うと雑な交配が起こりやすいからです。
よって純血種をお迎えする際は、"どこから迎えるか"が重要になります。例えばブリーダーからであれば、両親に合わせてもらうと良いでしょう。善良なブリーダーであれば応じてくれるはずです。
繰り返しになりますが、遺伝病は忌み嫌うべき存在ではありません。"正しい情報を得て備えること"が大切です。

