
その名画が14年ぶりに来日を果たす「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日」が、2026年8月21日(金)から9月27日(日)まで大阪中之島美術館にて開催される。開幕を前にして、展覧会をさらに楽しむための関連ニュースが続々と届いている。
全国書店での関連書フェアやオリジナルグッズの先行販売に加え、フェルメールの画業と全作品を徹底ガイドする『フェルメールぴあ』の発売も決定した。
展覧会の見どころ
マウリッツハイス美術館のマルティネ・ゴッセリンク館長は「当館にとって、この『少女』の旅は、日本の皆さまに彼女を送り届けられる、おそらくは最後となるであろう特別な機会です」と話している。今回の来日は、同館の改修工事による臨時休館に伴い実現したもので、まさに"奇跡の再来日"だ。
本展の見どころは大きく3つ。まず「フェルメールROOM」では、14年ぶりの来日となる《真珠の耳飾りの少女》(1665年頃)と、フェルメール最初期の貴重な作品《ディアナとニンフたち》(1653-1654年頃)の2点が展示される。フェルメールの初期と全盛期、それぞれの魅力を間近で比べられる貴重な機会だ。
次に「17世紀オランダ絵画の名品を巡る旅」と題したセクションでは、フェルメール作品に加えてマウリッツハイス美術館所蔵の10点を展示。レンブラント・ファン・レインの《笑う男》やヤン・ステーンの《老いが歌えば若きが笛吹く》など、歴史画、肖像画・トローニー、風俗画、教会内景画、風景画、静物画の6つのテーマで構成され、17世紀オランダ絵画の世界を堪能できる。
さらに、全長20mにもおよぶ大型スクリーンによる映像体験も用意されている。フェルメールの生涯と描いたモチーフを全作品でたどり、世界中に点在する全作品が実際の比率に基づいて集結するほか、通常では見ることのできない拡大投影で《真珠の耳飾りの少女》の魅力に迫る。デジタルならではの迫力ある展示体験だ。
全国270書店で関連書フェアを開催
株式会社トーハンは、展覧会と連動して2026年7月20日より全国270の書店にて関連書フェアを実施する。朝日新聞出版、KADOKAWA、幻冬舎、小学館、宝島社、美術出版社の6社が協力し、フェルメールの魅力をさまざまな角度から楽しめる7冊がラインナップされている。
展覧会の公式ガイドブック
『フェルメール 真珠の耳飾りの少女展 公式ガイドブック』(朝日新聞出版、2,068円)
をはじめ、フェルメールの作品と生涯に迫る
『フェルメール 作品と生涯』(小林頼子 著、KADOKAWA、1,320円)、
アートを題材にした人気小説家・原田マハの
『すべてが円くなるように』(幻冬舎、1,650円)、
YouTubeでもおなじみの山田五郎による
『「山田五郎 オトナの教養講座」世界一やばい西洋絵画の見方入門3』(宝島社、1,760円)、
子ども向けの『こどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさん』(美術出版社、1,650円)
など、入門者から美術ファンまで幅広く楽しめるセレクトだ。
対象書籍を1冊購入するごとに、展覧会限定デザインのしおりがもらえる(各店舗なくなり次第終了)。フェアの展開商品や期間は店舗によって異なるため、詳しくは各書店に確認してほしい。

