「一緒にホテル入ったらOKなのか?」性的同意への理解、3人に1人が不十分…NGO調査でギャップ浮き彫り

「一緒にホテル入ったらOKなのか?」性的同意への理解、3人に1人が不十分…NGO調査でギャップ浮き彫り

●「Noと言えない状況」への理解不足も

調査では、「Noと言えない状況」への理解不足も浮き彫りとなった。

「密室など逃げられない状況」「嫌われたくないという心理」「仕返しへの恐怖」「飲酒による判断力の低下」などによって、拒否したくても「No」と言えないことがあると考える人がいる一方、「想定できない。嫌ならはっきり言うべき」と回答した人は42.03%だった。

また、2023年の刑法改正を「知らない」と答えた人は55.23%、「同意のない性交が犯罪となることを知らなかった」と答えた人も39.17%に上った。

●「YesもNoも言えない若者がいる」

この日の会見では、性的同意の普及に取り組む上智大学のサークル 「Speak Up Sophia」の共同設立者で、東京大学大学院博士課程のミーシャ・ケードさんが登壇した。

ミーシャさんは、自身が進める調査でも、多くの若者が性的同意の重要性は理解している一方、「相手との関係を壊さずに、どうやって同意を確認すればいいのかわからない」と感じている実態が見えてきたと紹介した。

また、「Noと言えない人」だけでなく、「Yesと言えない人」も少なくないという。

「『Yes』という気持ちを伝えると、『性的に積極的な人だ』と受け止められるのではないかという不安から、YesもNoも言えない若者がいます。嫌われたくないから我慢する人や、男らしさを見せようとして無理をする人もいます」

そのうえで、「性的同意は人権の問題です。相手の人権を尊重するためのコミュニケーションであり、多くの人に『自分の体は自分で決めていい』『したくないことはしなくていい』と知ってほしい」と呼びかけた。

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