知覚過敏を防ぐには?
Q.知覚過敏を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。
前迫さん「知覚過敏を予防するためには、歯や歯茎に過度な負担をかけない生活習慣や口腔ケアを継続することが大切です。歯ブラシは硬すぎないものを選び、力を入れすぎずにやさしく磨くようにしましょう。また、知覚過敏ケア用の歯磨き粉を日常的に取り入れるホームケアと、定期的な歯科受診による専門的なケアの両輪が重要です。
歯科医院で行うホワイトニングでは、一時的に歯がしみることがあります。そのため、もともと知覚過敏症状がある人や、しみやすさが気になる人は、施術前に歯科医師に相談するとよいでしょう。施術前から知覚過敏ケア用の歯磨き粉を使用することで、ホワイトニング中のしみる症状の軽減に役立つ可能性があるという報告もあります。ホワイトニングを受ける場合は、施術後だけでなく、施術前からのケアも意識することをおすすめします。
一方、市販されているセルフホワイトニング用品は、歯科医院で行うホワイトニングとは目的や作用が異なる場合があります。これらの製品の多くは、歯の表面に付いた着色汚れ(ステイン)を落とすことを目的としているため、歯そのものの色を変化させることを目的とした歯科医院でのホワイトニングとは、アプローチが異なります。
市販のセルフホワイトニング用品を使用すること自体が問題というわけではありませんが、製品ごとの特徴や使用方法を確認し、推奨されている使用頻度を守ることが大切です。歯を白くしたいという思いから必要以上に使用すると、歯や歯茎に負担がかかることがあります。
また、『人気だから』『話題だから』という理由だけで選ぶのではなく、ご自身の歯の状態に合った製品を使用することが大切です。白い歯を目指すことは、その前提として歯の健康を守ることが欠かせません。
知覚過敏が気になる、あるいは歯のホワイトニングを検討する際には、歯科医師に相談し、ご自身に適した方法を選択することをおすすめします」
