授かり婚を両親へ報告したとき、返ってきたのは「縁を切る」という思いもよらない言葉でした。さらに結婚後には、夫の借金や家賃滞納の督促状まで発覚。「この結婚は間違いだったのかもしれない」と悩んだ私でしたが、その後、夫の意外な一面を知ることになったのです。
最初は好きではなかった夫
正直に言うと、夫のことは最初から好きだったわけではありません。むしろ苦手な存在でした。
職場へ新しく入社してきた夫は、私に一目惚れしたそうです。しかし、その気持ちを同僚へ話してしまったことで、私は周囲から冷やかされるようになりました。
「○○がお前のことかわいいって言ってたよ」
「連絡先くらい交換してあげたら?」
そんな言葉を何度もかけられるうちに、夫と顔を合わせることさえ気まずく感じるようになってしまいました。
それでも夫は気持ちをごまかすことなく、私にまっすぐ向き合ってくれました。少しずつ話す機会が増え、その誠実さに触れるうちに、私の気持ちも変わっていったのです。
誰にも祝福されなかった結婚
交際を始めて間もなく、妊娠がわかりました。まだ両親へのあいさつも済ませていない中での報告だったため、私の両親は激怒。
「そんな結婚は認めない。縁を切る」
そう告げられ、実家との関係は途絶えてしまいました。さらに夫の家族とも疎遠になり、私たちは頼れる人のいない状態で結婚生活をスタートさせることになったのです。
追い打ちをかけるように、夫の借金や家賃を滞納しているがゆえの督促状まで見つかりました。妊娠中だった私は大きな不安に襲われ、「この人と一緒にいて本当に大丈夫なのだろうか」と離婚まで考えるようになりました。

