自分では気付きにくい”年齢眉”とは
「私は大丈夫!」と思っていても、意外とアップデートできていないのが眉毛です。長年同じ描き方を続けていると、その眉が自分にとっての“普通”になってしまうからです。
しかし、眉のトレンドは時代によって大きく変わります。細くシャープな眉が流行った時代もあれば、角度をつけたクッキリ眉が人気だった時代もあり、現在は以前に比べて、作り込みすぎて見えないナチュラルな眉が主流になっています。さらに、年齢を重ねることで素眉の状態にもさまざまな変化が出てきます。毛量が減ったり、眉尻が薄くなったり、左右差が目立つようになったり。顔全体の印象が変化しているのに、眉の描き方だけが20代、30代の頃のままという人も少なくありません。
実際、私のレッスンでも、ご本人は眉に特に問題を感じていないケースも多いのです。
眉は目の額縁。今の自分に似合う眉へアップデートを
髪が顔の額縁であるように、眉毛は“目の額縁”です。眉の形や濃さ、角度が少し変わるだけで、同じ目でも優しく見えたり、キリッと見えたり、ときには怒っているように見えたり、悲しそうに見えたりします。それほど眉は、顔全体の印象を左右する重要なパーツなのです。私が大人世代の方のメイクを見て感じるのは、「メイクが下手になった」のではなく、“今の自分”と“昔覚えたメイク”の間に、少しずつズレが生まれている方がとても多いということです。
毎日見ている自分の顔だからこそ、自分では気づけないこともあります。もし最近、「なんとなく老けて見える」と感じることがあったら、メイクで何かを足すのではなく、“今の自分に合う形”へアップデートするタイミングなのかもしれません。
<文/池田曜央子>
【池田曜央子】
(いけだ・ようこ)メイク講師。骨格補正メイク考案。一般社団法人日本骨格バランス協会代表理事。
1977年生まれ、青山学院大学経済学部卒業。建築士だった38歳のころ、愛犬の事故死でうつ状態に陥り、糖質依存となり15kgの激太り。外見差別を受けたことをきっかけに、美容・ファッションなどを学び、メイク講師として活動を開始。輪郭と顔パーツを数値で分析、骨格や年齢による変化を補正し、好印象な美人に近づける独自の「骨格補正メイク」を考案。メイク講座やスキンケア講座などで1000名を超える女性を変身させる。43歳で-17kgのダイエットも成功させ、ミセスコンテストで特別賞受賞。著書『骨格補正メイク 顔の比率を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社) Instagram:@ikeda.makeup ブログ

