猫好きなら一度は訪ねてみたい「猫島」
複数ある「猫島」の中から、特に楽しめそうなおすすめの猫島を、2つご紹介します。
1.宮城県石巻市:田代島
石巻から船で40分ほどの沖合にあるのが田代島です。人口わずか42人の島ですが、多くの観光客が訪れるほどの人気です。
かつては養蚕が盛んで、繭をネズミから守る猫が大切に飼われていたそうです。また今も漁業が盛んですが、昔は猫の仕草からその日の天候を予測していたという説もあります。そのためか、今でも島にある猫神社には、大漁の守り神として猫が祀られています。
周囲11.5kmの小さな島ですが、ちばてつや氏や里中満智子氏がデザインしたロッジがあるマンガランドに宿泊したり、島内でのんびりと暮らす猫たちと交流したり、釣りや地元グルメを楽しんだりして過ごせます。
2.福岡県糟屋郡新宮町:相島(あいのしま)
相島は玄界灘に浮かぶ島で、ハートの形に見えるため「愛の島」とも呼ばれています。新宮漁港から町営渡船で20分ほどで到着します。
2013年に、アメリカのCNN.comから「猫に出会える世界のスポット」として紹介されたことをきっかけに、一躍世界的に知られることになりました。120世帯・224人の人口を抱える島には、約100匹の猫たちがのびのびと暮らしています。
猫の島として楽しめるだけでなく、朝鮮通信使に関連した史跡や、万葉集・続古今集にも詠まれた景勝地、海釣りスポットなどもあり、さまざまな楽しみ方ができそうです。
猫にゆかりのある「神社・お寺」
猫にゆかりのあるお寺と神社を1つずつご紹介します。
3.東京都世田谷区:豪徳寺
招き猫発祥の地として有名な豪徳寺では、参拝者が白い招き猫を購入し、願い事が叶うと再び招福殿に返納するため、数多くの招き猫が奉納されています。
江戸時代の彦根藩城主の井伊直孝は、鷹狩りの帰りに急な夕立に遭い、出会った猫に誘われるまま豪徳寺に入って雷雨を避けられたことに感謝して、豪徳寺を菩提寺としました。そこで住職は福を呼んだ愛猫の像を作り、招福猫児(まねきねこ)と呼んで祀りました。
4.東京都立川市:阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)
有形文化財の本殿を有する阿豆佐味天神社には、蚕影神社(こかげじんじゃ)という境内社があり、そこにはネズミから蚕を守る神様として、猫が祀られています。
また阿豆佐味天神社は「猫返し神社」とも呼ばれています。猫の絵馬を奉納し、「ただいま猫」と呼ばれる猫の石像を撫でて、いなくなった愛猫の無事や帰還を願う参拝者が多く訪れます。この話は、ある雑誌がジャズピアニスト山下洋輔氏の「お参りをした翌日にいなくなった愛猫が戻ってきた」という話を取り上げたことで、全国に広まりました。

