思わぬひと言
数日後、ようやく義妹夫婦が帰省しました。
「これで少し楽になる」
Aがほっとしていると、義妹は笑顔でこう言いました。
「子どもたちがいないと家が静かで楽だったわ。久しぶりに友達とランチにも行けたし」
義妹は楽しそうに話していて、悪意は感じられません。
その言葉を聞いたAは思わず「そうなんだ。私は誰にも会えなかったよ」と返してしまいました。
すると義妹はハッとした表情になり「ごめんね。本当に助かった」と謝ってくれたのです。
体験者の声
翌日、義妹夫婦は子どもたちを連れて出かけることにしました。
「今日はゆっくりしていて」
そう声をかけてもらい、Aは久しぶりに夫とランチをしに出かけることができました。
家族だから助け合うことは大切です。
それでも、助けてもらう側が感謝や気遣いを言葉にするだけで、受け取る側の気持ちは大きく変わるのだと感じました。
あの日のやり取りをきっかけに、義妹も子どもたちを預かる大変さに気づいてくれた夏の出来事です。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

