「小腸がん」を疑う”3つの痛み”はご存じですか?痛む場所も医師が解説!

「小腸がん」を疑う”3つの痛み”はご存じですか?痛む場所も医師が解説!

小腸がんを発症すると、どこにどんな痛みを感じる?

上腹部痛(みぞおち周辺の痛み)

十二指腸がんの場合、上腹部やみぞおち周辺に痛みを感じることが多いです。この痛みは、食事と関連して起こることが特徴的な、特に脂肪分の多い食事の後に強くなる傾向があります。胃炎や胃潰瘍と似た症状のため、見逃されやすい部位です。上腹部痛を感じた場合は、まず内科または消化器内科を受診することをお勧めします。症状が持続する場合や、体重減少を伴う場合は、早急な精密検査が必要です。緊急性が高い場合は、救急外来での受診も検討してください。

臍周辺の痛み

空腸がんの場合、臍周辺に痛みを感じることが多いです。この痛みは、食事の内容に関係なく起こることが多く、徐々に強くなっていく傾向があります。腸の蠕動運動が障害されることで、不規則な痛みのパターンを示すことがあります。臍周辺の痛みが続く場合は、消化器内科での詳しい検査が必要です。特に血便や体重減少を伴う場合は、緊急性が高いため、速やかに専門医を受診してください。

右下腹部痛

回腸がんの場合、右下腹部に痛みを感じることがあります。この痛みは、虫垂炎(盲腸)と似た症状を示すことがあり、鑑別診断が重要です。慢性的な痛みから急性の激痛まで、様々な痛みのパターンを示します。右下腹部痛を感じた場合は、まず内科または消化器内科を受診し、必要に応じて外科の診察も受けることをお勧めします。発熱や嘔吐を伴う場合は、腸閉塞の可能性もあるため、緊急受診が必要です。

「小腸がんの痛み」についてよくある質問

ここまで小腸がんの痛みを紹介しました。ここでは「小腸がんの痛み」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

小腸がんは腹部CTで発見できるのでしょうか?

齋藤 雄佑 医師

腹部CTは小腸がんの診断に有用な検査です。特に造影CTでは、がんによる腸管の肥厚や造影効果の変化を捉えることができます。しかし、小腸がんは初期段階では発見が困難な場合があり、CTだけでは診断が確定できないことも多いです。確定診断には、内視鏡検査や組織検査が必要となります。症状がある場合は、CTを含む複数の検査を組み合わせて診断を行うことが重要です。

配信元: Medical DOC

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