【展覧会レポート】アルベール・マルケ展に、愛した水辺の風景が甦る【三重県立美術館/東京SOMPO美術館へも巡回!】

アルベール・マルケの作品は、日常に「額縁」をつけてくれる

いまはスマホやパソコン越しに、SNSやデジタルアーカイブで美術品を見られる時代です。いつでもどこでも、世界中の名作にアクセスできるなんて、本当に便利でワクワクしますよね。

でも、かっこいい額縁にあてがわれて、専門家の方々によって設計し尽くされた空間に飾られている絵画を見ると、格別の感動があります。作品たちが、どこか少し照れくさそうに、でも「どう? きれいでしょ!」と胸を張っているように見えてくるから不思議です。作品たちが一番美しく輝く場所は、やはり美術館なんだなと改めて実感しました。

特にマルケの作品は、近づいて見たときの色の艶やかさや、絵の具が重なり合う質感が絶品です。快晴の空の透明感を出すために、実はほんの少しだけピンク色が忍ばせてあったり……。画面をスクロールしているだけではなかなか気づけない、生のキャンバスだけが持つ魅力だと思います。

ギラギラした派手さはないけれど、だからこそわたしたちの愛おしい日常にそっと寄り添ってくれるマルケの名画たち。みなさんもぜひ美術館に足を運んで、彼が愛した風景にどっぷりと浸かってみてください。帰り道におなじみの街を歩くとき、いつもの空や川の景色が、より愛おしく、よりカラフルに見えてくるはずですよ。

展覧会情報

久留米市美術館 開館10周年 特別展「アルベール・マルケ展ー水辺の変奏曲」

会期:2026年6月9日(火)〜7月29日(水)
休館日:毎週月曜日(ただし6月22日、7月20日、 7月27日は開館)
開館時間:10:00‒17:00(入館は16:30まで)
料金:一般1,500円(1,300円)、シニア1,200円(1,000円)、大学生700円(500円)、高校生以下無料
※前売券は一律1,200円。
※()内は15名以上の団体料金、シニアは65歳以上。
※上記料金で、石橋正二郎記念館もご覧いただけます。
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳等の交付を受けている方とその介護者1名は、無料となります。
会場:久留米市美術館

展覧会の詳細はアルベール・マルケ展ー水辺の変奏曲からご覧ください。

さらに2026年8月8日(土)〜9月13日(日)は三重県立美術館、2026年9月22日(火)〜12月13日(日)までは、東京のSOMPO美術館でも「アルベール・マルケ展」が開催されます。詳しくは公式サイトをチェックしてみてくださいね。

配信元: イロハニアート

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