うなぎの骨を食べ過ぎて現れる症状

うなぎの骨とは?
うなぎの骨は、中骨や小骨を揚げて作る「骨せんべい」として提供されることが多く、香ばしい風味でつまみやおやつとして親しまれています。明確な摂取基準はありませんが、香ばしい風味で食べやすい一方で硬さがあるため消化に時間がかかりやすい食品です。さらに、揚げ物で脂質が多いことも踏まえると、一日1〜2枚程度を目安にすると良いでしょう。大量に食べると胃腸に負担がかかりやすいため、続けて何枚も食べることは避けたほうが安心です。
うなぎの骨を食べ過ぎて現れる症状は?
うなぎの骨は硬く消化しにくいため、食べ過ぎると胃もたれや腹部の張り、腹痛などが起こる可能性があります。また、揚げて作られる骨せんべいは脂質が多く、量が多いと胸やけが起こる場合もあります。まれに、飲み込んだ骨が胃腸を刺激して違和感を覚えることもありますが、通常は時間とともに自然に排出されます。食べる際は、よく噛んでから飲み込むことも負担を減らすポイントです。
うなぎの骨を食べ過ぎたときの対処法は?
胃の不快感がある場合は、消化にやさしい食事に切り替え、おかゆやうどんなど負担の少ないものを選ぶと落ち着きやすくなります。常温の水や白湯、ノンカフェインのお茶などでこまめに水分を補給すると、胃の内容物が流れやすくなり、負担をやわらげるのに役立ちます。症状が続く時は無理に食事をとらず、数時間ほど胃腸を休ませることが大切です。強い痛みや違和感が長く続く場合は、念のため医療機関に相談すると安心です。
うなぎの保存方法や期間

冷蔵保存
うなぎは傷みやすいため、購入後はできるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。蒲焼きや白焼きなどの調理済みのものは、密閉容器に入れるかラップで包んで保存すると乾燥を防げます。保存期間の目安は1〜3日程度です。タレがついている場合は、軽く拭き取ってから保存するとベタつきやにおい移りを抑えられます。
冷凍保存
長く保存したい場合は冷凍が適しています。1切れずつラップで包み、さらに冷凍用の保存袋に入れて空気を抜くと、冷凍焼けを防ぎやすくなります。保存期間は2〜4週間を目安にすると良いでしょう。真空パックの商品であれば、記載されている賞味期限まで保存できるものもあります。解凍するときは、冷蔵庫でゆっくり戻すと風味が保たれます。
「うなぎの食べ過ぎ」についてよくある質問

ここまでうなぎについて紹介しました。ここでは「うなぎの食べ過ぎ」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
うなぎを毎日食べると食べ過ぎですか?
池田 早苗(管理栄養士)
毎日食べる習慣は食べ過ぎにあたる可能性があります。ビタミンAが多く、毎日食べ続けると頭痛や吐き気、めまいなどの不調が現れる場合があります。週1〜2回程度にとどめると安心です。
うなぎは栄養価の高い食品ですが、毎日食べる習慣は食べ過ぎにあたる可能性があります。うなぎにはビタミンAが多く、100gで耐容上限量に近づきます。毎日食べ続けると、頭痛や吐き気、めまいなどの不調が現れる場合があります。また、脂質が多いため胃もたれや胸やけ、下痢などの消化器症状が起こりやすくなります。食べる際は週1〜2回程度にとどめると安心です。
うなぎを食べ過ぎるとどのような症状が現れますか?
池田 早苗(管理栄養士)
脂質が多いことで胃もたれ・胸やけが出やすく、腸への刺激で下痢や腹痛につながることもあります。さらにビタミンAを短期間に大量に摂取すると頭痛・吐き気・めまいが現れる場合があります。
うなぎは脂質やビタミンAが多い食品のため、一度にたくさん食べると体に負担がかかり、人によっては不調が現れることがあります。脂質が多いことで消化に時間がかかり、胃もたれ・胸やけといった症状が出やすくなります。また、脂質が腸を刺激し、下痢や腹痛につながることもあります。さらに、ビタミンAを短期間に大量に摂取すると、頭痛・吐き気・めまいなどの症状が現れる場合があります。通常量であれば問題ありませんが、量が多いとこのような不調が起こりやすくなる点には注意が必要です。
編集部まとめ
うなぎはビタミンA・D・B群、DHA・EPA、良質なたんぱく質などを含む栄養価の高い食品で、日々の健康維持に役立つ栄養素を持つ食品です。一方で、ビタミンAや脂質が多いため、短期間で食べる量が多いと胃もたれや下痢などの消化器症状が現れることがあります。食べ過ぎを避けるためには、一日80g程度(小さめ1串)を目安にし、肝は一日1本、骨せんべいは1〜2枚程度にとどめ、毎日食べ続けるのは避けるようにすると安心です。もし食べ過ぎて不調が出た場合は、消化にやさしい食事や水分補給で胃腸を休めましょう。また、ビタミンA(レチノール活性当量)を含むサプリメントを併用している場合は、食品と合わせると耐容上限量を超える可能性があります。特に妊婦や授乳婦は耐容上限量が低く設定されているため、サプリメントの併用や肝の食べ過ぎにはより注意が必要です。量に気をつけながら、日々の食事に取り入れるようにしましょう。
「うなぎ」と関連する病気
「うなぎ」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
消化器系の病気
肝障害
脳神経外科の病気
特発性頭蓋内圧亢進症
皮膚科の病気
皮膚炎脱毛症
「うなぎ」と関連する症状
「うなぎ」と関連している、似ている症状は8個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
頭痛吐き気めまい腹痛下痢
倦怠感食欲不振
胃もたれ参考文献
食品成分データベース|文部科学省
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書|厚生労働省
特集2 鰻(1)|農林水産省
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