子どもがぐずっているときや、家事で手が離せないとき、スマートフォンやテレビの動画に助けられた経験がある人は少なくないでしょう。
そうして救われる場面がある反面、「こんなに見せて大丈夫?」「親がラクをしているだけかも……」と、後ろめたさを覚えることもあります。
動画に頼らざるを得ない場面があることはわかっていても、子どもへの影響を考えると、素直に割り切れない――。そんな複雑な思いを抱えているママは多いようです。
そこでベビーカレンダーでは、225人のママを対象に、子どもに動画を見せることへの罪悪感や、動画に助けられた経験についてアンケートを実施しました。
動画を見せることに罪悪感……

「動画を見せることに罪悪感を持つことはありますか?」と尋ねたところ、「よくある」が29%、「ときどきある」が47%でした。両者を合わせると、76%。およそ4人に3人が、多かれ少なかれ罪悪感を抱いていることになります。
では、何に対して後ろめたさを感じているのでしょうか。

罪悪感を持つ理由について複数回答で尋ねると、最も多かったのは「視力や健康面が気になる」の76%でした。次いで、「発達への影響が気になる」が50%、「つい長時間になってしまう」が30%、「外遊びや体を動かす時間が減る気がする」が27%となっています。
一方、「『親がラクをしている』と感じてしまう」と答えた人は19%でした。
この結果を見ると、動画を使う自分を責めているというよりも、子どもの体や成長に悪い影響がないか心配する気持ちが、罪悪感につながっている人が多いようです。
それでも、周囲からの何げない言葉に、心が揺れたという回答も寄せられました。
——義祖母から「あまり見せないで遊んであげてね」と言われました。
自分なりに考えて動画を使っていても、「見せないほうがよい」「もっと遊んであげたほうがよい」と言われることで、「やはり自分のやり方は間違っているのかもしれない」と不安になることもあるのでしょう。
罪悪感があっても、動画に助けられている

「動画を見せていて『助かった』と感じたことはありますか?」という質問には、「よくある」が45%、「ときどきある」が37%でした。罪悪感を感じる一方で、動画視聴に助けられていることは事実です。

動画に助けられた場面として最も多く挙げられたのは、「家事ができた」の63%でした。次いで、「自分が少し休めた」と「子どもの機嫌が落ち着いた」がそれぞれ40%。「子どもが歌・言葉・知識を覚えた」が36%、「体調不良のときに助かった」が27%となっています。
食事の準備や洗濯など、子どもを見ながらでは難しい家事を進めるために、動画を活用している家庭は少なくありません。また、親が少し休む時間を確保できたことも、大きな助けになっているようです。
一方で、役立っているからこそ、やめどきを見失ってしまうこともあるでしょう。アンケートには、下記のような悩む声も寄せられました。
——歯磨きを嫌がるので、歯磨きのときだけYouTubeを見せています。しかし、歯磨きが終わっても見たがり、親も家事をしたいので、つい長時間見せてしまって後悔します。

