乗っていた車が道路わきの排水溝に衝突
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今月、18歳(※19歳との情報もあるが多くのメディアは18歳と報じている)という若さで帰らぬ人となったケイリー・ホトル。早すぎる死の原因は、事故によるものと判断された。
地元警察によると、事故は2026年7月21日午前3時頃(現地時間)、米東部メリーランド州で発生。ケイリーらを乗せた乗用車が走行中に道路を逸脱し、道路わきのコンクリート製排水溝に衝突したという。
ケイリーは近くの病院へ搬送されたが、間もなく死亡が確認された。車を運転していた19歳の男性も、病院に搬送されたが命に別状はなかった。同乗していたもう1人の人物は、現場で治療を断ったと伝えられている。
現地の保安官事務所は、「スピードの出し過ぎが事故の要因だった可能性が高い」として調査を続けている。
父ジョシュア・ホトルさんはSNSでASLによる動画を公開し、「18年間一緒に過ごせたことに感謝しています。もっと長く一緒にいたかった」と語る一方、運転していた19歳の男性に対して「あなたを許します。この出来事でこれからの人生を台無しにしないで」とメッセージを送った。
生まれつき耳が聞こえず、ろう者俳優として映画に出演
父母ともにろう者という家庭で育ったケイリー。本人も生まれつき耳が聞こえず、一家でアメリカ手話(以下ASL)を母語として生活していたという。幼少期からろう者コミュニティで育ち、2017年にはASL関連の広告へ出演。これが映画関係者の目に留まり、芸能界に入るきっかけとなった。
そして、2021年公開の『ゴジラvsコング』で耳の聞こえない少女ジア役に抜てきされ、映画デビュー。日米の怪獣が共演し、世界的ヒットを記録した本作で、キングコングと心を通わせる重要な役どころを演じた。
実際にろう者であるケイリーが同役を演じたことが作品のリアリティを高め、2024年公開の『ゴジラxコング 新たなる帝国』でも続投。ハリウッドにおけるインクルージョン(多様性)の象徴として高く評価された。『ゴジラvsコング』シリーズ以外にも、米人気ドラマ『私立探偵マグナム』に出演し、さらに映画『What Doesn’t Kill Us』への出演も予定されていたケイリー。若手ろう者俳優として将来を期待されながら、突然この世を旅立った。
訃報に接し、『ゴジラvsコング』で共演したミリー・ボビー・ブラウンやレベッカ・ホールらは「とても打ちのめされている」と沈痛コメントを発表。映画ファンからも「あまりにもショック」「まだこれから、だったのに」「成長したジアを見たかった」と早すぎる死を悼む声が相次いでいる。

