
ANCRとアイシンクス不動産による共同出資会社Mashupは、京都府舞鶴市内でかつて履物屋として営業をしていた2階建長屋の建物にて、一棟貸し宿と食堂・甘味処を併設した複合施設「纏(matoi)」を8月1日(土)に開業する。
暮らしの延長のように過ごせる滞在体験を

近年、多くの宿泊施設や観光施設が整備される一方で、旅先で地域の日常に触れる機会は少なくなりつつある。一方で、近年の観光は「どこへ行くか」だけでなく、「どのような時間を過ごすか」が重視されるようになっている。
そんななかMashupは、旅人だけでなく、地域に暮らす人にも、舞鶴という街の魅力を再発見してほしいと考えたという。

京都府北部に位置する港町・舞鶴は、海上自衛隊の基地や赤れんが倉庫群で知られる一方、今も暮らしの風景が色濃く残っている。
市場に並ぶ魚介、季節ごとに変わる食卓、商店街で交わされる何気ない会話。
「観光ガイドには載らないそんな日常こそが、舞鶴の魅力ではないか」との考えから、「纏」は、単なる宿泊施設として観光側面での舞鶴を楽しむだけでなく、この街で暮らす人々の日常や営みに触れることができる滞在拠点となっている。

プロジェクト当初のパースイメージ
宿泊者は朝、舞鶴の食材を使った定食を味わい、商店街を歩き、港町の空気を感じながら過ごすことができる。
また、建物手前の食堂・甘味処は地域住民も利用できる場として開かれ、旅人と地域の人々が自然に同じ空間を共有できるようになっている。
旅先でありながら暮らしの延長のように過ごせること。地域の人にとっても日常の居場所であり続けること。
「纏」は、観光と生活のあいだにある、新しい地域滞在の形を提案する場所となっている。
食堂・甘味処


「纏」の建物の手前は、食堂・甘味処になっている。食堂では、季節の舞鶴で獲れた魚を使ったばらチラシなど、 舞鶴近海で水揚げされた魚や京都北部の野菜を使った主菜に、好みで選べる小鉢を組み合わせた定食を提供する。


甘味処では、舞鶴茶や舞鶴茶を使ったドリンク、煎茶蜜をかける季節のフルーツを使ったあんみつなど、季節の甘味や手づくりスイーツを提供する。
