まさかの2度目
半年ほど経ち、伸びた髪を整えるため再び来店しました。
前回の経緯を説明したので、今度は同じことはないだろうと思っていたのです。
しかし施術が始まると、またもや勝手に髪をすき始めました。
さらに予定より短く切られそうになったため、
「何してるんですか!」
と声を上げると、
「こっちの方が俺好きやもん」
と悪びれる様子もありません。
さすがに我慢できなくなり、その日はたまたま応援に来ていた別の美容師さんへ担当を変更してもらいました。
私だけではなかった? 美容師の思惑
後日、この出来事を友人に話したところ、
「もしかして〇〇駅近くの美容院?」
と聞かれました。
店名を伝えると、
「やっぱり。うちの従姉妹も同じこと言ってた」
と驚かれたのです。
さらに周囲に話が広がると、同じような経験をした人が次々と見つかりました。
しかも不思議なことに、みんな似たようなボブヘアにされていたそうです。
後日、様子を見に行った弟からも、
「また女性客に同じことして怒られてたで」
と聞かされました。
結局、その美容院は数年後に経営者が変わったそうです。
似合う髪型を提案したかったのか、自分の理想を追い求めたかったのかは今でも分かりません。

