夏場に傷みやすい切り花、“長持ち”させるには? 『正しいお手入れ』をプロに聞いた

夏場に傷みやすい切り花、“長持ち”させるには? 『正しいお手入れ』をプロに聞いた

夏は、花瓶の水がすぐに濁ったり、切り花がしおれたりしやすい季節です。

「花瓶に『10円玉』や『砂糖』を入れると切り花が長持ちする」という話を聞いたことがある人もいるでしょう。実際に効果はあるのでしょうか。

そこで、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会理事長の西村好正さんに、切り花を長持ちさせるコツを教えてもらいました。

10円玉と砂糖、実際に効果はあるのか

西村さんによると、どちらも一定の理論的な根拠はあるそうです。

10円玉には胴が含まれているため、銅が水中で微量の銅イオンとなって溶け出し、細菌の繁殖を抑える働きが期待できます。

ただし、10円玉だけで劇的に花が長持ちするわけではありません。水替えや花瓶の洗浄を怠ると、効果は限定的になってしまうそうです。

『角砂糖』の写真

※写真はイメージ

砂糖は切り花のエネルギー源になるため、花を長持ちさせる効果があります。ただし、砂糖は細菌の栄養にもなるため、水が傷みやすくなる点に注意が必要です。

「砂糖だけを加える方法は、あまりおすすめできません」と西村さんは話します。

市販の延命剤との違い

市販の切り花延命剤は、糖分、殺菌剤、吸水促進成分をバランスよく配合しているそう。

10円玉や砂糖の効果が限定的であるのに対し、延命剤は切り花管理に必要な要素を総合的に補えると言えます。

配信元: grape [グレイプ]

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