胃がんステージ4の余命・生存率
胃がんの余命を考えるときに、生存率を参考にします。2014~2015年5年生存率の報告では、胃がんのステージ4でのネット・サバイバルは、1年生存率が38.9%、2年で18.5%、3年10.8%、4年7.8%、5年6.3%となっています。(ネット・サバイバルとは、がんのみが死因となる状況を仮定して計算して求めた生存率です。)この数値を見てもわかるように、胃がんのステージ4での生存率は決して良いものではありません。5年生存率で比較すると、ステージ1は92.8%、ステージ2で67.2%、ステージ3で41.3%であり、ステージ4では急激に生存率の低下がみられます。早期で発見することがとても大切です。
「胃がんステージ4の症状」についてよくある質問
ここまで胃がんステージ4の症状などを紹介しました。ここでは「胃がんステージ4の症状」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
胃がんの手遅れとなる症状について教えてください。
和田 蔵人 医師
胃がんの手遅れとなる症状として特定できるものはありません。しかし、体重が減少したり、腹水が溜まってお腹が張ってきたりする場合には症状が進行している可能性があり注意が必要です。気になる症状があれば、まず医療機関を受診して相談をしましょう。
胃がんステージ4と診断されると食べられなくなるものについて教えてください。
和田 蔵人 医師
胃がんステージ4と診断されて食べられなくなるものがあるわけではありません。しかし、胃がんが進行すると、食べ物の通過がしづらくなったり、胃痛や吐き気などの症状が出ることが考えられます。そのため、刺激物や固形物、消化の悪い物が食べられなくなる可能性があります。辛いものや脂の多いもの、食物繊維が多いもの、固くかみ切りにくいものなどです。具体的には、脂の多い肉や魚、揚げ物、ラーメン、イカ、タコ、こんにゃくや海藻類などが挙げられます。

