夫のひと言で一気に現実へ
私はホクホクした気持ちで、夫にその蛇の抜け殻を見せました。そして、自慢げに「これでわが家はお金持ちだわ!」と言ったのです。
すると夫は、抜け殻を見つめたまま少し動きが止まりました。そして冷静な声で、「なあ……うれしいのはわかるけどさ。それってただの蛇の古着だろ? しかも、脱ぎ捨てていったやつ!」と言ったのです。そのあまりにも生活感のある例えに、今度は私のほうが固まってしまいました。
それまで宝物のように見えていた蛇の抜け殻が、夫のひと言で急に「蛇が脱ぎ捨てていった古着」のように思えてきたのです。冷静になればなるほど、ありがたがって持ち帰った自分の姿がなんだかまぬけに感じられ、夫と2人で涙が出るほど大笑いしてしまいました。結局、その蛇の抜け殻は財布に入れる気にはなれませんでした。
まとめ
少し考えればたしかにそうかもしれないのに、長年ありがたいものだと信じ込んでいた自分にも驚きました。今思い出しても、あのときの夫のひと言と、自分のはしゃぎぶりがおかしくて笑ってしまいます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:百田萌子/50代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
著者/シニアカレンダー編集部
「人生100年時代」を、自分らしく元気に過ごしたいと願うシニア世代に有益な情報を提供していきます!

