ショートステイの利用期間はどれくらい?日数の条件や費用をわかりやすく解説

ショートステイの利用期間はどれくらい?日数の条件や費用をわかりやすく解説

ロングショートステイの注意点と長期利用の費用

食事を運んでもらう高齢女性

ロングショートステイとはどのようなものですか?

ロングショートステイとは、本来は数日から数週間程度を想定しているショートステイを数ヶ月などの長期間にわたって継続して利用することです。ご家族の体調不良や家庭の事情などで自宅での介護が困難になった場合や、特別養護老人ホームなどの長期入所施設の空きを待っている期間に主に利用されます。連続利用日数の上限である30日を迎えた後は一度自宅に戻る、または自費利用を挟んだうえで再びショートステイを利用することで、長期間の施設滞在を継続する仕組みとなっています。

長期間ショートステイを利用する際の注意点はありますか?

長期間にわたってショートステイを利用する際の注意点は、介護保険の認定有効期間の半数を超えてショートステイを利用してはならないという点です。施設側もあくまで短期利用者を対象としているため、ベッドの空き状況によっては同じ施設を継続して利用できず、別の施設へ移動しなければならない場合があります。そのため、ご家族には常に滞在先を探す負担が生じるほか、精神的な負担やスケジュール調整が必要になることもあります。利用者にとっても、長期間自宅を離れて生活環境が大きく変わることは心身のストレスになる場合があるため慎重に利用を検討する必要があるでしょう。

長期利用になった場合の費用はどうなりますか?

長期利用の場合、31日目以降は介護保険が適用されなくなり全額自己負担となります。また、介護保険が適用される期間内であっても滞在中の食費や居住費などの日常生活にかかる費用は介護保険の対象外です。長期間滞在すればするほど負担額は増えていきます。1ヶ月の支給限度額をショートステイだけで使い切ってしまう可能性が高く、自宅へ戻った際やほかのサービスを利用する際の費用も自己負担になる恐れがあります。そのため、事前にケアマネジャーに月々の費用を計算してもらい、現在の年金や貯蓄の範囲内で支払いが継続できるかどうかを見極めることが大切です。

編集部まとめ

高齢者女性と男女スタッフ

ショートステイは、介護をしているご家族の負担の軽減や急な予定が入った際のサポートとして欠かせないサービスです。

数日間の短い利用から長期利用まで柔軟に対応できる一方で、連続利用日数の制限や介護保険の支給限度額などの複雑なルールも存在します。

ショートステイを賢く利用するためには、まずは地域の担当のケアマネジャーに相談し、ご家庭の状況や利用者本人の心身の状態に合わせた無理のない利用計画を立てもらい上手にサービスを活用しましょう。

参考文献

どんなサービスがあるの? – 短期入所生活介護(ショートステイ)|厚生労働省

短期入所生活介護|厚生労働省

2022/2/4地域医療対策部長談話 「特養のロング・ショートステイでも患者本位の医療提供が可能な『仕組み』を求める」|神奈川県保険医協会

配信元: Medical DOC

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