STAIRS
世界にひとつだけ
家族の思い出が詰まった階段
1階と2階をつなぐ、家の柱となる階段もセルフペイント。『ポーターズペイント』の絵の具はもともとはもう少し青に近いイメージで購入したが、塗ってみるとパープルみが強く、絶妙な色合いにときめいた。
「絵の具は単体で見たときと家に塗ったときで違う映え方をするので、その意外性も楽しんでいます。色が好きで、好きな色を目にいっぱい入れている時間を幸せだなと感じるので、自分の手で家を塗れたことは特別な経験でした。階段は家の中でいちばん最後に塗った場所。そのぶん思い入れがあります」
壁をくり抜いて、丸い窓に。シンプルな階段にリズムが生まれる。
雑貨や壁の色、家具に間取り。小さなものから大きなものまで、ひとつひとつに詰まったこだわりを丁寧に話してくれたショコラさん。その思いの深さは、越してまだ3ヵ月とはとても思えないほどで、どれだけのイメージを重ねて向き合ってきたのか、家づくりに深く気持ちを注いできたことが伝わりました。
きっと大変だっただろうと思い尋ねると、それでも「すごく楽しかった」とキラキラした目で話す彼女。心から楽しむことが何よりの「センス」となって、住まいに生きていくのだろうと感じます。これからも彼女の手によって心地よくアップデートされていく住まい。数年後に訪れたら、また違う装いに見えるのかもしれません。
