◆分子微細化技術で栄養素の体内吸収率を高める
独自技術を使った新たな切り口の商品も生まれている。蕓鼎企業股份有限公司は、2021年に機能性果汁飲料ブランド「PASSION 24」を立ち上げた。果汁に、植物由来の抽出物と特許技術を組み合わせた商品を展開している。日常の栄養摂取を「美味しく、楽しく、手軽に」することを掲げ、カフェイン、タウリン、合成着色料、保存料を使っていない。
果汁99%のエナジージュース「Wake」
看板商品は、アルミ缶入りのエナジージュース「WAKE」だ。パッションフルーツとリンゴ果汁で99%を占め、機能性関与成分として、漢方などで用いられる葛根や紅参の抽出物を入れている。摂取目安量の1日1本(235ml)で、エネルギー向上、代謝サポート、二日酔い防止の働きが期待できるという。主なターゲットには25~45歳の健康意識が強い層を想定している。
特許の分子微細化技術(LIGHT ENERGY WAVEFORM Patented Technology)を用いて商品化した。果実特有の雑味を抑えてすっきりした味わいとし、栄養素の体内吸収率を高めている。
◆台湾産食材×チョコレートでギフト需要掴む
Cona’s Chocolateは、年間平均気温約18℃とヨーロッパに近い気候を持つ台湾の南投県で2011年に誕生した高付加価値ブランドだ。チョコレートと台湾現地の食材を組み合わせた製品により、これまでに150以上の国際的なチョコレート賞を受賞している。
製造工程では安定剤や保存料を使わず、地元産の農薬不使用の原材料を厳選。南投産のルビー紅茶(紅玉紅茶)やウーロン茶、台湾を代表するフルーツ、そして世界各地から調達した最高級のカカオ豆を使用している。
チョコレートと台湾の食材を組み合わせている
人気商品のドライフルーツチョコレートシリーズは全10種。六角形のカラフルなパッケージとフレーバーの珍しさがうけ、主にギフトとして支持されている。売れ筋の「鳳梨黃金葡萄乾巧克力」は、パイナップルと大粒の干しブドウを練り込み、ホワイトチョコレートでコーティングした粒チョコレート。2019年にはICA金賞やAOC銅賞など、国際的なチョコレート品評会で受賞した。
台湾経済部発表の貿易統計によると、台湾の2025年対日食品輸出額は約1億350万米ドルとなった。前年比では約10%減だが、2015年比では47.7%増と大幅な伸長で、今後も拡大が見込まれる。

