思い込みが変わった瞬間
試合は負けてしまいました。
でも、痛みをこらえながら11球粘り、三振の後に涙を流したA君の姿は今も忘れられません。
ふざけているように見えた姿の奥に、誰よりも真剣に野球と向き合う心があったのかもしれません。
試合後、A君のママと自然に言葉を交わしました。それまでの壁が、いつの間にか消えていました。
体験者の声
同じ景色を見て、同じように一喜一憂する、その時間が積み重なるうちに、親同士の関係も変わっていくのかもしれません。
子どもたちの本気が、大人の思い込みまで溶かしてくれた出来事でした。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:森奈津子
海外生活や離婚、社会人での大学再入学など、多彩な経歴を持つライター。現在は幼稚園教諭として保護者の悩みに寄り添うほか、日々の人付き合いの中から生まれるリアルな本音に耳を傾け、多様な価値観に触れてきた独自の視点でそれらを記事にしている。

