【闘病】「そんなゴツい顔してたっけ?」 容姿の変化は『先端巨大症』だった… 親戚からの指摘で発覚

【闘病】「そんなゴツい顔してたっけ?」 容姿の変化は『先端巨大症』だった… 親戚からの指摘で発覚

会社、病院、家族の理解が支えに

会社、病院、家族の理解が支えに

編集部

現在の体調や生活はいかがですか?

山中さん

まったく日常生活に問題はなく、元気そのものです。ダンスが趣味なので、適度に運動もしていて健康です。不思議なもので、病気になると定期的に通院するので、以前より健康に気を遣うようになりました。「病気になるのも悪くない」と、前向きに捉えています。

編集部

治療をとおして心の支えは何でしたか?

山中さん

音楽です。最近はライブにも足を運ぶようになり、音楽を楽しむことが心の支えになっています。いろいろなジャンルの音楽を聴いて、心を癒やしています。

編集部

闘病をとおして、前向きな変化はありましたか?

山中さん

手術によって、体の中で悪さをしていた腫瘍がほぼなくなり、成長ホルモンやIGF-1が正常値にコントロールできているのを見たときは、達成感を覚えました。医師からも「先端巨大症は、通常は気付くのが遅れることが多い。よく気付いたね」と言ってもらえたので、「自分はなかなか勘の鋭いやつだ」と自分を褒めてやりたくなりました(笑)。

編集部

周囲のサポートについて、どのように感じていますか?

山中さん

私の会社は理解があったので、入院や治療のための休みをしっかり取れました。ただ、それが難しい会社もあるでしょうし、忙しくて受診を後回しにしてしまう人もいるかもしれません。本人だけでなく、会社や家族など周りの人も、しっかり治療に専念できる環境を整えることが大切だと思っています。

編集部

医療従事者に期待することはありますか?

山中さん

病気の発覚当初、医師とのコミュニケーションでカチンときたこともありました。ただ、最近は医師との関係も築けてきて、やさしい言い方をしてくれるので不満はありません。それでも、不安を抱えている患者さんには、ポジティブでやさしい言い方を心がけてもらいたいです。最近は、調子がよいときには医師と相談しながら、少し通院間隔をあけてみることもあり、結果的に前向きに治療へ取り組めています。

編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

山中さん

もし容姿の変化が気になったら、先端巨大症を疑ってみてもいいかもしれません。手術が必要と言われても、過度に怖がらないでほしいです。実際、私の場合はたいしたことはありませんでした。それよりも、早めに取ってもらうほうがよいと思います。受診を後回しにして不安に思っている人がいたら、ぜひ私の体験談を思い出してほしいですね。

※手術に伴う負担や回復までの期間、合併症のリスクには個人差があります

編集後記

先端巨大症は、容姿の変化がゆっくりと進むため気付きにくく、放置されやすい病気です。山中さんは、久しぶりに会った親戚からの何気ない指摘をきっかけに自分で調べ、早期の受診につなげました。「容姿の変化が気になったら先端巨大症を疑ってみてもいいと思います」という山中さんの言葉のとおり、気になる変化があれば、ためらわずに医療機関を受診してみてください。

なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募をお待ちしております。

村上 友太

記事監修医師:
村上 友太
※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。

配信元: Medical DOC

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