メタ認知能力を養いながら導く
続いては、自分の中に客観的な視点を持つ「メタ認知能力」を養いながら、ゲームを自らやめられるように仕向ける方法です。次のように声掛けしてみましょう。
いま、『ゲームを続けたい』気持ちと『そろそろやめなきゃ』という気持ちが両方あって葛藤しているよね。それはそれぞれ何パーセントくらい? やめるためにママが何か手伝えることはある?
「まず、葛藤している気持ちを認めます。子どもの心の中にある『やめたいけれど、やめられない』という葛藤を、親が『葛藤している状態そのもの』として認めてあげることで、子どもは安心し、自分を客観視できるようになります。その上で、自分でブレーキを踏むための作戦を主体的に考えさせることで自己制御の実績を積ませます。これにより、脳内にある前頭前野(ブレーキ回路)を刺激してメタ認知能力を効果的に高めます」(井上さん)
これまで「まだやってるの!」「早くやめなさい!」「早く勉強しなさい!」などと怒鳴り、ただただ疲弊していた親にとっては“目から鱗”の考え方ではないでしょうか。ぜひ、実践してみてくださいね。
