風、薫る【8/3第91回】赤痢発生、りん(見上愛)黒川(平埜生成)から同行を頼まれるが…

風、薫る【8/3第91回】赤痢発生、りん(見上愛)黒川(平埜生成)から同行を頼まれるが…

女優の見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(総合など)の第91回が3日に放送される。この日からドラマは第19週「黎明の翼」(第91~95回)に入る。第18週で描かれた伏線を振り返りながら、その見所を解説する。

朝ドラ「風、薫る」第91回(8月3日放送予定)見所

りんは黒川病院の医師・黒川勝治(平埜生成)から、新潟の村で赤痢が発生したと報告を受ける。りんは、黒川から同行してほしいとお願いされるが…。

かつて地元の栃木・那須でコレラが大流行。父の信右衛門(北村一輝)が罹患し、そのまま帰らぬ人となった。その時、何もできなかったという後悔が、りんが看護婦を目指した動機の1つになっている。現在、人の命に触れることに恐怖を抱くりんが、再び看護婦として現場に立つ決意を迫られることになる。

朝ドラ「風、薫る」第18週「岐路にて」(第86~90回)ストーリー展開【振り返り】

第18週では、看護婦として生きる道に迷うりんと、誰もが医療を受けられる社会を目指して新たな一歩を踏み出す直美、それぞれが自身の「看護」と向き合う姿が描かれた。

【以下、ネタバレ】

新潟・上越で舎監を務めるりんのもとを、帝都医大病院で外科教授助手を務めていた黒川が訪れる。実家の黒川病院で看護婦取締として働いてほしいと誘われるが、りんは患者の命に触れることへの恐怖から、自信を持てずにいた。しかし、生徒の看護をした際には、震える手を抑えながら冷静に対応。看護への情熱を失ったのではなく、命を預かる責任の重さに向き合っていることが明らかになった。

一方、直美は大学病院を退職し、派出看護の会「恵風看護婦会」を立ち上げた。貧しい人々にも医療を届けたいという理想を掲げるものの、利用者から看護ではなく家事を求められるなど、現実の厳しさに直面。大山捨松(多部未華子)や院長・多田重太郎(筒井道隆)の言葉に励まされた直美が、新しい看護の形を模索する姿が描かれた。

また、新聞記者・横沢公輔(井上祐貴)との出会いも、りんの生き方を浮き彫りにした。看護への思いや人生観に感銘を受けたりんに興味を抱いた横沢は、警官の暴力を止めたことで収監されるが、りんへ助けを求める手紙を送る。周囲の反対を受けながらも、シマケンこと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉)の「りんさんらしくいるのが、ずっといとしげのように思います」という言葉に背中を押されたりんは面会へ向かう。そこで横沢から突然プロポーズされる展開は、りんの飾らない人柄を改めて印象づけた。

さらに、シマケンにとっても大きな転機となる週だった。りんへの思いをなかなか言葉にできずにいたシマケンだったが、新潟を訪れた際、日本海を前にりんや環(英梨)と穏やかな時間を過ごす。りんから「いとしげ」という言葉を贈られたことで、自分の気持ちと向き合い、「いとおしい」と初めて思いを表現した。

第18週は、りん、直美、シマケンがそれぞれ抱えてきた迷いや不安を乗り越えるための「岐路」を描いた週だった。りんは看護への恐怖、直美は理想と現実の差、シマケンは思いを伝える勇気という課題に直面。それぞれが次の一歩を踏み出したことで、第19週では、赤痢の流行という過酷な状況の中、3人がどのように成長していくのかが注目される。

配信元: iza!

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