会計前の一言で印象は変わる
デート代でもめるカップルは、実は会計そのものより、会計前後のコミュニケーションが足りないことが多いです。
「今日は僕が誘ったからごちそうするね」
「無理しないお店にしよう」
「次は私がカフェ代を出すね」
「最近外食高いから、居酒屋にしようか」
こうした一言があるだけで、相手は安心します。お金の話をするのは気まずいと思う人もいますが、恋愛が長く続くかどうかは、こういう現実的な話を自然にできるかどうかにも関係しています。
ただし、マッチングアプリを経由した初期のデートでは、まだ相手との信頼関係ができていません。その段階で会計があまりに事務的だと、「この人は私とまた会いたいのかな」「大事にされているのかな」と不安になりやすいのです。デート代の正解は、時代によって変わります。昭和や平成初期のように「男性がおごるのが当然でしょ」という価値観で恋愛を語るのは、現実に合わなくなっています。
私がすすめたいのは、初回や男性が強く誘ったデートでは、男性が少し多めに払う、もしくはおごり、関係が続いてきたら、割り勘、交互に払う、食事は彼・カフェは彼女など、2人で納得できる形に移行する方法です。支払い割合を「6:4」と最初から決めているカップルもいますが、全くけんかはないそうです。
会計は、単なるお金の処理ではありません。
「あなたに会えてうれしかった」
「無理しない関係でいたい」
そういうメッセージを伝える場面でもあります。
女性がおごられる時代が古いのではありません。男性が何も考えずにおごる時代も、女性が当然のようにおごられる時代も、どちらも古いのです。
これからのデート代は、「どちらが払うか」より、「どう払えば、相手が安心するか」を考えられる人が選ばれる時代になると思います。
