名優を父と祖父にもつ29歳俳優、『徹子の部屋』で見せた“父そっくりの表情”と美しい鼻息

名優を父と祖父にもつ29歳俳優、『徹子の部屋』で見せた“父そっくりの表情”と美しい鼻息

2026年7月7日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、寛一郎が出演した。冒頭から、父・佐藤浩市と祖父・三國連太郎の話題になった。

 寛一郎は言う。「基本的な骨格」は、佐藤浩市の妻であり元「俳優座」の女優だった広田亜矢子に似ているが、「年齢を重ねていくと父親に似てくる」と。はにかむ表情は確かに佐藤浩市そっくりである。

 そして寛一郎がふともらす、緊張の鼻息が美しいものだった。これはどうも同番組歴代出演者を父や祖父にもつ者に、共通することらしい。“イケメン研究家”加賀谷健が解説する。

マイクが拾う、美しい緊張の鼻息

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 映画史にその名を刻む、偉大な名優を祖父にもつ(孫の)俳優たちは、『徹子の部屋』に出演するととても緊張するらしい。例えば、家系図を「先祖がスクランブル交差点」と言語化した尾上右近(2026年3月19日放送回)。祖父は東映の任侠映画で気を吐いた鶴田浩二だ。

 鶴田も『徹子の部屋』に出演したことがある。孫の尾上に面影を見た黒柳徹子は、「お顔似てらっしゃる」と言った。柔らかくも野心的な口調の尾上は、黒柳との会話中一度だけ深い吐息をもらしていた。それは緊張から吐く息だったと思う。

 1924年生まれの鶴田より学年が2つ上の三國連太郎(ちなみに、1926年生まれの佐田啓二は中井貴一の父)を祖父にもつ、寛一郎も同様だった。2026年7月7日放送回冒頭、黒柳が直近の出演作を紹介しているとき、寛一郎は鼻から息を吸い、深い鼻息をもらした。マイクが拾う、美しい緊張の鼻息である。

はにかむ表情は佐藤浩市そっくり

 実際、寛一郎は鼻息をもらす直前に「緊張しますね」と言っていた。そして思わずはにかむ表情は、父・佐藤浩市にそっくりだった。祖父も父ももれなく、『徹子の部屋』に出演経験がある。同番組出演を重ねる、三代目として光栄に思いながらも、等身大に緊張はするもの。

 三代目というと、鶴田の代表作である任侠映画の傑作『明治侠客伝 三代目襲名』が公開されたのが1965年。同年、同じ東映作品の『飢餓海峡』が公開された。主演は三國連太郎。1950年代は東映の時代劇シリーズを監督していた、内田吐夢による現代劇の名作だ。

 同作の時代設定は、戦後まもない頃。そこからちょうど25年ほど前の大正時代、1923年から物語が始まるのが、寛一郎の初演技作『菊とギロチン』である。公開は2018年で他の出演映画と前後しているが、2016年に撮影されたこの作品が俳優デビュー作品ということになる。



配信元: 女子SPA!

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