「推し」への祈りは永遠に……
展示風景
「幸せは自力で掴む派」と言っていた私ですが、展覧会を見終えると「祈り」を「甘え」とは思わなくなっていました。絵画は個人の力が及ばないところにも祈りを届けようとしている、と感じたからです。
そして、祈りの形が絵画の人もいれば、私のように短冊や絵馬の人もいる。または、こんな写真はどうでしょうか?
フォトスポット
展示室の外には、越塚友邦《仏誕》をもとにしたフォトスポットがあります。インドの神々が手前・奥と立体的に配置され、釈迦がいるべき場所にはお立ち台が。ここに推しのアクリルスタンドやぬいぐるみを載せて写真を撮ろう、という企画です。
美術館をあとにした私のスマホには、インドの神々に囲まれた推しの写真が。なんだかシュールな画面を見ながら、私は「祈り」について難しく考えすぎていたのかも、と思いました。祈りとは、もっと身近でカジュアルなものなのかもしれません。
展覧会情報
展示風景
幸せになりたい! ー祈りの絵画ー
会場:福田美術館(京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16)
会期:2026年7月18日(土)~ 2026年9月6日(日)
※会期中の展示替えなし
※毎週火曜日・日曜日は「喋っていいDAY」
※毎月第3日曜の10:15から10:45まで、学芸員の無料解説あり
開館時間:10:00〜17:00(最終入館 16:30)
休館日:8/18(火)

幸せになりたい! ー祈りの絵画ー
京都・嵐山の福田美術館では、2026年7月18日から9月6日まで、祈りをテーマとした企画展を開催いたします。仏画や吉祥画、そして祈りを込めて筆を執った日本画壇の巨星・東山魁夷の世界をご紹介します。
