また、『豊臣兄弟!』(NHK)で大河ドラマ初出演も決定し絶好調の山田さんですが、俳優としての道のりは苦難の連続でした。

売れ過ぎた結果、役が「山田涼介」になるリスク
デビュー以降、Hey! Say! JUMPの絶対的センターでありエースとして爆発的な人気を誇ってきた山田さん。ただ、20代後半以降、主演映画やドラマが数字的に振るわないと指摘されたこともありました。アイドルとして売れすぎたがゆえに、視聴者にとっては画面に映った瞬間に「山田涼介だ」と分かってしまう。これは主演としては強烈な武器であると同時に、俳優としては役より本人が先に立ってしまうリスクも孕んでいました。特に、超人気漫画の実写映画『鋼の錬金術師』では主人公を演じましたが、完結編2部作は興行収入2億円台と大苦戦を強いられました。山田さん自身はこの作品で、肉体的にも精神的にも役に向き合っています。
実写化作品はどうしても、原作ファンの期待という巨大な壁がある。どれだけ本人が努力しても、「イメージと違う」「山田涼介に見える」と言われてしまいます。さらに、CGがチープに見えるなど壮大な世界観を邦画では再現しきれず、本人の力量ではどうにもならない部分で興行収入という結果だけ背負わされる形にもなりました。
