土地決済当日に振込トラブル!最後に頼れたのは「アナログ」でした【50代後半からの建築家との家づくり・番外編】

土地決済当日に振込トラブル!最後に頼れたのは「アナログ」でした【50代後半からの建築家との家づくり・番外編】

■自分のオフィスで始まった、5人の土地決済

SBIアルヒの担当者から、今回の決済場所は銀行窓口に限らずよいと案内されたため、オフィスが入居しているビルの会議室を予約。同じ建物内に三菱UFJ銀行が入っていることも、都合がよいと考えた理由です。

集まったのは、仲介業者の担当者、土地のオーナーさん、仲介業者が手配した司法書士、私、夫の5人。土地のオーナーさんと司法書士さんに会うのは、この日が初めてでした。

SBIアルヒからは、当日中に融資を実行するため正午までに手続きを始めてほしいと言われていたため、12時に集合。名刺交換をし、必要書類と支払金額を確認したあと、仲介業者の担当者がSBIアルヒへ電話を入れ、本部へ融資実行を依頼してもらいました。

三菱UFJ銀行のオンラインバンキングをノートパソコンで確認すると、30分ほどかかるかもしれないと聞いていた入金は、数分で反映。ここまでは驚くほど順調でした。

土地代金は銀行窓口から振り込み。振込用紙は事前に記入済みで、窓口も空いていたため手続きはすぐに終了。ところが、土地のオーナーさん側で着金を確認できるまでには30分以上かかりました。事前に連絡していたものの、先方の金融機関の担当者とすぐに連絡がつかなかったそうです。(ちなみに、これはりそな銀行)

とはいえ、1時間はかからず、無事に着金を確認。あとは仲介手数料と、司法書士へ支払う登記関係の費用をオンラインで振り込めば終了——のはずでした。

■オンライン振込で口座ロック。最後に頼れたのは現金

どちらの支払額も、オンラインバンキングの利用限度額内。ところが、いつもとは違う場所でノートパソコンを使っていたためか、追加の本人確認を求められました。

スマートフォンのアプリでマイナンバーカードを読み取る必要がありましたが、何度試してもうまくいきません。繰り返しているうちに、不正利用の可能性があるとして口座がロックされてしまい^^;。

マイナンバーカードの読み取り、銀行アプリでの本人確認、コールセンターへの電話を繰り返し、おそらく15〜20分。決済を早く終えられるよう、あれだけ準備してきたのに、最後の最後で止まってしまいました。

そこで、私一人で同じ建物内の三菱UFJ銀行へ、もう一度向かうことに。オフィスの会議室は27階、銀行は24階なので、移動は数分です。ほかの4人には会議室で待ってもらいました。

ATMも空いていて、すぐに現金を引き出せたのでATMでの操作自体は5分ほど、会議室へ戻るまでを含めても、おそらく10分もかかっていません

会議室へ戻っての開口一番は、私の「アナログ最高!」

だって、仲介業者の担当者と司法書士へ、その場で現金を手渡せましたし、振込手数料もかかりませんでしたし。

仲介業者の担当者、土地のオーナーさん、夫は全員同世代で、どちらかというとアナログ派。日ごろからAIやオンラインを活用して効率化したいと話していた私のひと言に、一同大爆笑。ものすごく盛り上がり、緊張していた決済の場が一気になごやかになりました。

オンライン取引は便利ですが、不正アクセスを防ぐためにセキュリティが高くなるほど、普段と異なる場所や端末で手続きするときには、本人確認が重なってスムーズに進まないこともあります。安全性を高めるための仕組みが、状況によっては手続きの負担にもなる。今回、身をもって感じたことです。

土地決済は、段取りだけでなく、想定外が起きたときの代替手段まで準備しておく。今回の経験から、事前に確認しておきたいと感じたのは次の5点。

  • 支払先ごとに、支払う順番・金額・方法(オンライン、窓口、現金)を確認する。
  • オンライン振込は利用限度額だけでなく、使用する端末や場所、追加の本人確認が必要になる条件も確認する。
  • 口座がロックされた場合の解除方法と、問い合わせ先の受付時間を確認する。
  • 受取側の着金確認方法と、当日の連絡担当者を確認する。
  • オンラインで進められない場合の代替手段と、十分な時間を確保しておく。

今回は、仲介業者の担当者が金融機関との連絡や振込用紙の準備まで丁寧にサポートしてくれ、土地のオーナーさんも決済時期の延期に快く応じてくれました。土地購入は手続きやお金だけでなく、関わる人との連携に支えられて進むものだと、あらためて感じています。

※この記事は、わが家が経験した土地決済の一例です。融資の条件、本人確認の方法、決済の手順は金融機関や契約内容によって異なります。実際に進める際は、利用する金融機関、仲介業者、司法書士などへ事前に確認してください。

次回は、いよいよ間取り確定までの最終段階。B案をベースに、わが家の暮らしに合わせて何を残し、何を変え、どのように最終プランへ近づけていったのかをご紹介します。

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次回は8月9日(日)朝10時にお会いしましょう♪

日本ライフオーガナイザー協会代表理事
高原真由美

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