
アイスコーヒーをおいしく作るコツは?(画像はイメージ)
【画像】知らなかった…これがUCC直伝、おいしい「アイスコーヒー」の“作り方”です!
夏は急冷式のアイスコーヒーがよく飲まれます。自宅で直接作る人もいると思います。今回は、急冷式アイスコーヒーを自宅でおいしく作るコツや味の特徴について、UCCコーヒーアカデミー東京校専任講師の村田果穂さんに聞きました。
水出しと急冷式、決定的な違いとは
村田さんによると、UCCでは「水で丁寧に淹(い)れて作るコーヒー」という意味で、水出しコーヒーを「水淹れコーヒー」と呼んでいるといいます。そこで、本記事では水出しコーヒーを水淹れコーヒーと表記します。
Q.水淹れコーヒーと急冷式アイスコーヒーは何が違うのでしょうか。味や作り方の違いについて、教えてください。
村田さん「水淹れコーヒーと急冷式アイスコーヒーの大きな違いは『抽出方法』です。水淹れコーヒーは、コーヒーの粉(手軽なのはコーヒーバッグタイプ)を水に浸して数時間かけて抽出する方法で、近年では『コールドブリュー』とも呼ばれています。水でゆっくりと抽出するため、コーヒー本来の甘さが引き出されやすく、口当たりがやわらかく、まろやかな味わいになるのが特徴です。
一方、急冷式アイスコーヒーは、ハンドドリップなどホットコーヒーと同じ方法で、お湯を使って抽出する方法です。ポイントは氷の上でコーヒーを抽出し急速に冷やすこと。入れたてのコーヒーの香りやコクをそのまま閉じ込めることができるため、香りの豊かさやしっかりとした飲み応えを楽しめます。
どちらが優れているということではなく、すっきりとした甘みやまろやかさを楽しみたい場合は水淹れコーヒー、香りやコクをしっかり感じたい場合は急冷式アイスコーヒーがおすすめです」
急冷式アイスコーヒーをおいしく作るには?
Q.急冷式アイスコーヒーをおいしく作るコツやNG行為について、それぞれ教えてください。
村田さん「急冷式アイスコーヒーをおいしく作るポイントは、『濃いめに抽出すること』と『素早く冷やすこと』です。
アイスコーヒーは氷で冷やす工程があるため、ホットコーヒーと同じレシピで入れると味が薄く感じられる場合があります。そのため、コーヒーとお湯の比率をおよそ1:10にし、やや濃いめに抽出するのがおすすめです。
また、最初に少量のお湯で約30秒蒸らすことで、コーヒーの香りやコクがしっかり引き出されます。氷はできるだけ溶けにくい大きめの氷やかち割り氷を使用すると、水っぽくなりにくくなります。
急冷式アイスコーヒーを作る際のNG行為としては、『お湯の量が多すぎる』『コーヒー粉の量が少ない』『蒸らし工程を省略する』『抽出後に長時間放置する』といった点が挙げられます。
特に蒸らしを省略して、いきなりたっぷりのお湯を注ぐと、コーヒー本来の香りやコクが十分に抽出されず、物足りない味わいになりやすいため注意が必要です」
