愛松亭で、大正気分なティータイム
非日常な洋館を堪能したあとは、敷地内にあるカフェ「愛松亭(あいしょうてい)」へ。
ここは、夏目漱石が松山に赴任した際に最初に下宿した小料理屋「愛松亭」があった場所です。
漱石はこの場所を気に入り、正岡子規への書簡にもその様子が残っています。
現在は、気軽に立ち寄れる市民の憩いの場となっています。
愛媛県産フルーツパフェと迷いましたが、美生柑が乗ったケーキと紅茶のセットにしました。
ケーキを選んだ理由は、洋菓子店不二家が「いちごのショートケーキ」を発売したのが1922年(大正11年)で、萬翠荘が建設された年と同じという説があるからです。
フワッとした口当たりの甘い生クリームと、酸味のある柑橘の相性が良き。
ケーキの上に乗る柑橘は、時期によって変わるそうです。
パフェも、大正時代のモダンなデザート。
萬翠荘の余韻で大正気分に浸るなら、パフェもあり。
今ではコンビニやスーパーで当たり前に口にできる紅茶ですが、大正時代は喫茶店文化の広まりとともに、コーヒーや紅茶も舶来品から、少し背伸びをした飲み物という扱いでした。
現在のように気軽に楽しめる飲み物となったのは、戦後に輸入が再開されて以降のことです。
生きている文化財
萬翠荘で記事を書こう!と、気負って見学したのですが、実際には海外のお客様や、自分のポートレートを撮りに来た女の子たち、小さなお子様とお母様など、たくさんの人が足を運び、思い思いに楽しまれているのを見て、生きている文化財だと感じました。
最後にお気に入りの写真を。
2階のお部屋。
カーテンに透けるステンドグラスが綺麗です。
