子どもは大切な授かりもの
私がよく思い浮かべる言葉の一つに「7つまでは神のうち」があります。医療の発達していない時代は、幼児期までに命を落とす子どもが多かったから、など、いろいろな解釈があるようですが、おおざっぱに言うと、「7歳までは神様の子どもであるととらえて大切に育てよう」という意味合いが込められているようです。
7歳までに限らず、子どもはかけがえのない大切な授かりものだと思うので、できるだけ丁重に接するべきだと私は思うのです。ですから、たとえ親子であっても、そこに敬意と慎重さは欠かせません。そうした尊敬の念をもって接するべき対象である子どもに対して、「ジャッジする・される」「指導する・される」という力関係をなるべく持ち込みたくないのです。
小さな子どもにも、一人の人間として独立した人格があり、プライドがあります。親から高圧的にあれこれ言われることは、子どもの沽券にかかわります。
見えない主従関係が親子間を支配し、親が子どもに一方的な評価をくだすことが当たり前になると、場合によっては「この人には何を言っても無駄」「私の言いたいことを分かってくれない」と子どもの心を閉ざしてしまうことになりかねません。それは、好奇心や挑戦心を育み、自走することとは真逆の方向性です。
当然、私も親として褒めることもありますし、叱る時もあります。そうした教育的指導は必要だと思いますが、主従関係だけに支配されてはどうしても息苦しく感じてしまいます。ですから、良し悪しの評価をしないようなリアクションで子どもに接することで、子どもと同じ目線に立ち、その言動を受け止め、共感し、後押しすることが大切だと思うのです。
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みるみる自走する! 子育てはリアクションが9割
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※本記事は、『みるみる自走する! 子育てはリアクションが9割』<著:大森治幸、大森陽生/新潮社>より抜粋・再編集して作成しました。
