1.香箱座り
前足を折り曲げて座ることから「おててないない」と呼ばれることもあるポーズ。香箱(お香を入れる箱)に似ていることが、名前の由来になっています。
四肢を体の下にしまい込んでいるので、すぐに動き出せる体勢ではありません。それだけ周囲を警戒する必要がなく、安心してくつろいでいるといえます。
「足がしびれたり、負担がかかったりしないの?」と心配になるかもしれませんが、猫は筋肉や関節がとても柔らかいため、基本的に負担にならないのだとか。
前足をクロスさせている場合も、同じようにリラックスしていることが多いでしょう。一方、前足が少し見える「半香箱」は「リラックスしつつ、すぐ動けるようにしたい」という気持ちの表れと考えられています。
2.アンモニャイト(ニャンモナイト)
体をアンモナイトのように丸める姿は、冬に見られる猫の風物詩のようなもの。このポーズは「アンモニャイト」や「ニャンモナイト」と呼ばれ、どちらの呼び名も親しまれています。
体を小さく丸め、尻尾まで巻きつけることで熱を逃がしにくくしています。まるで芸術作品のような美しいフォルムです。
筆者の2匹の愛猫も、それぞれ丸くなるばかりでなく、2匹で寄り添いあった状態で丸くなっていることもよくあります。
とても愛らしい寝姿ですが、寒さを我慢させないためにも、室内は快適な温度に保ってあげてください。暖まるにつれて体の巻きがほぐれると、手足を伸ばした体勢に変わることもあるでしょう。

