私に必要だったのは
結局、私は重たい体を起こしてミルクを作り、離乳食を準備しました。洗濯機を回し、干したのも私です。
もちろん、義姉には感謝しています。子どもたちを可愛がってくれることは本当にありがたいと思っています。
でも、私がしんどい時に求めていたのは、子どもの遊び相手だけではありませんでした。
ミルクの時間を気にしたり、洗濯を回したり、その時に必要なことを一緒に考えて動いてくれる人だったのです。
体調が戻ったあと、私は夫に「私が倒れた時は、子どもと遊ぶ人じゃなくて、家事をする人が必要なんだよ」と必死に伝えました。
すると少し黙ったあと、「俺、姉ちゃんが来れば何とかなると思ってた」と言ったのです。
それ以来、夫が「ミルクの時間大丈夫?」「洗濯回す?」と確認してくれる場面が少しずつ増えました。
誰かが手伝ってくれることと、自分の役割を誰かに任せることは別なのだと、夫婦で改めて考えるきっかけになった出来事でした。
【体験者:30代・主婦、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本記事内の画像はイメージです。実在の人物・製品・ブランドとは関係ありません。
FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

