累計発行部数280万部を突破し、アニメ化も決まっている人気漫画『みいちゃんと山田さん』(亜月ねね作)の第36話(2)「知らない知らない知らない」が2日、講談社の「マガジンポケット(マガポケ)」で有料先読み配信された。アニメ化に対する反対運動が起こるなど、話題に事欠かない「みい山」だが、物語もクライマックスに突入している。作者の亜月ねね氏は37話(分割なし)で完結させることを公表しており、完結までいよいよ残り1話。今週末は新話の更新はお休みとなるが、8月16日に配信される最終話(第37話)に向けて、読者の間ではさまざまな考察が飛び交っている。
中でも、36話(2)「知らない知らない知らない」の展開を受けてSNSで最も議論の的となっているのが、「なぜ高橋たちは捕まらないのか?」という疑問だ。
作中のラストでは、「ある人物」が殺人容疑と死体遺棄の容疑で逮捕されたことが明かされた。しかし、実際にみいちゃんを包囲して集団暴行を加え、さらには致死量とも思える違法薬物(覚醒剤)を投与した高橋らのヤンキーグループは、逮捕されることなく野放しになっている。
この理不尽な展開に対し、SNSでは「真犯人たちはこのまま処罰されないの?」と怒りや疑問の声が噴出している。読者から上がっているリアルな声と考察をまとめた。
■ 「お咎め無しはモヤッとする」逃げ切ったヤンキーグループへの怒り
みいちゃんを死の淵へと追いやった直接的な原因は、間違いなく高橋らヤンキーグループによる凄惨なリンチと薬物投与である。しかし、彼らは山田さんの聞き込みに対しても「知らない」とシラを切り通した。
SNSでは、この展開に対してやりきれなさを抱える読者の声が多く見られる。
「高橋一味お咎め無しはモヤッとするわ」
「みいちゃんがリンチされたのを知ってるのは高橋一派とムウママだけだからな…」
事件の目撃者が極端に少なく、かつ全員が口裏を合わせたかのように沈黙を貫いている閉鎖的な環境が、彼らの逃亡を許してしまっている絶望的な状況が浮き彫りになっている。
■ 嘘をついた「ムウちゃんのママ」への疑念
さらに読者の視線は、暴行現場を遠巻きに見ていたにも関わらず、山田さんに「知りません、見てません」と嘘をついたムウちゃんのママにも向けられている。
「ムウちゃんママは犯罪グループの片棒を担いじゃったか。あんな連中のいる町をムウちゃんを一人で畑に通わせて怖くないのかな」
我が子を守るための保身からの嘘だったのかもしれないが、結果的に凶悪な犯罪者たちを野放しにする手助けをしてしまった彼女。そんな危険な人間たちが跋扈する町で、娘を一人で出歩かせていることへの矛盾や危うさを指摘する声も上がっている。

