グルーミングが関連する毛球症とは?
グルーミングが関係する毛球症を知っていますか?
多くは自然に便に排出されたり、たまに毛玉を吐出することで、消化管内に被毛がうっ滞してしまうことを防いでいます。
摂取した被毛の量や腸の運動によっては物理的な閉塞をしてしまう場合があります。
摂取する被毛の量が多い場合に起こる
グルーミングをするときに、被毛は口から摂取されます。
グルーミングの頻度が多い、長毛、抜ける被毛の量が多いなどの場合、摂取する被毛の量は増えるでしょう。
換毛期や痛み、違和感があるときの一時的なグルーミング頻度の増加にも注意が必要です。
摂取する被毛量を調節するために、こまめなブラッシングにより、不必要な被毛はあらかじめ除去してあげることが大切です。
被毛を吐出したり、便秘につながることも
摂取した被毛が消化管を物理的に閉塞させ、毛玉とともに吐出を繰り返したり、便に被毛が絡みついて排出されづらくなり便秘を引き起こすこともあります。
健康な状態であればグルーミングした被毛は便と一緒に排出されることが一般的です。
そのため、便と一緒に排出しやすくするようなサプリメントや療法食を与えることも対策となり得ます。
悪化すると直腸憩室の形成や巨大結腸症につながる
便秘が慢性化することで、腸の運動能力がさらに低下し、結腸部分が大きく拡張してしまう丈太になることを巨大結腸症と言います。
さらに、便秘の慢性化で直腸壁の脆弱化やいきむ時間が長くなることなどで、部屋状の構造物ができる直腸憩室というトラブルが起こることもあります。
これらはレントゲンや超音波検査による確認を行い、便秘解消や毛球を排出しやすくするような内科療法と併せて、悪化している場合は外科的な治療が必要な場合もあります。
まとめ
猫にとって、日常生活の中のグルーミングはとても大切で欠かせません。
しかし、健康状態や被毛の状態によっては毛球症という問題に発展してしまうこともあります。
毛球を吐く癖や便秘をその子の癖として見逃さず、気づいたら早期に健康上の問題として受診することを心がけることが愛猫の負担を軽減してあげることにつながるでしょう。
猫としての習性が健康を害すことのないように、飼い主さんサイドも配慮してあげられるとよいですね。

