「こんな時間にどこへ?」深夜に姿を消した認知症の父。玄関で家族が気付いた異変とは【体験談】

「こんな時間にどこへ?」深夜に姿を消した認知症の父。玄関で家族が気付いた異変とは【体験談】

ある晩、認知症の父が寝室からいなくなっていることに気付きました。徘徊することは以前からありましたが、その夜、父が向かっていたのは家の中ではありませんでした。真夜中の外へ出ようとしていた父の姿に、私は血の気が引くような思いをしました。

寝室からいなくなっていた父

その晩、父の様子を確認しようと寝室へ行くと、いるはずの父の姿がありませんでした。認知症が進んでいた父が家の中を歩き回ることは、決して珍しいことではありません。それでも、夜中に姿が見えなくなったことに不安を感じ、私は慌てて家中を探しました。

しかし、どの部屋を見ても父は見つかりません。玄関のほうへ向かうと、父が外へ出て、近所のコンビニまで歩いて行こうとしていることがわかりました。

真夜中の外へ出ようとしていた父

外は真夜中でした。道路には車も通っており、そのまま父が歩いて行けば、事故に遭うおそれもあります。私はすぐに父のもとへ駆け寄り、抱きかかえるようにして家の中へ戻しました。大きな事故につながらずに済みましたが、そのときは心臓が止まりそうなほど緊張しました。

家の中で眠っていた家族も騒ぎに気付き、一気に目を覚ましました。父が無事だったことに安堵する一方で、家族全員が「少し気付くのが遅れていたら、どうなっていたのだろう」と不安を感じました。

配信元: 介護カレンダー

提供元

プロフィール画像

介護カレンダー

「介護」は、必要になる年齢も、その期間も、人によってさまざま、先が見えません。そしてそれは突然やって来ます。特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、サービス付き齢者住宅など、名前を聞いたことはあるけれど、いざ入居の検討を始めるとなると、わからないことばかりで、なかなか先に進めません。介護カレンダーは、そんな「介護に対する不安」をおもちのかたに向けた情報サイトです。