「アドバイス」ではなく「アイディア」
リアクションのコツとして、子どもの言動に対して、親や大人が持っているマメ知識やミニ情報を少しだけ加えて、アイディアとして「提案する形で」返してみても良いと思います。「なるほど!」「それはいいね!」と肯定的にリアクションをしつつ、子どもの気持ちを後押しするようなことをプラスアルファで提案するのです。
例えば、計算が得意であると自信がついた息子が、小学校にあがる前に「数学の検定があったらいいのに」と漏らしたことがありました。そこで、私は「その意気込みがいいねぇ!」と返した後、「確か、そんな検定があったはず!」と付け加え、それが数学検定の受験につながりました。
大人は子どもよりも多くの経験を積んでいるので、いろいろなことを知っています。そうしたもののなかから、子どもの言動に合ったプラスアルファの情報を加えられたらより効果的なのだろうと思います。
その際、「アイディア」として提案するにとどめることを大事にして、「アドバイス」として指導するような言い方にならないように気を付けてきました。あくまで決定権を持つのは子ども。親子の主従関係のなかで子どもを誘導するのではなく、「こういうのもあるけど、どう?」と提案し、あとは子どもの自由な判断にゆだねればよいと思います。
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みるみる自走する! 子育てはリアクションが9割
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※本記事は、『みるみる自走する! 子育てはリアクションが9割』<著:大森治幸、大森陽生/新潮社>より抜粋・再編集して作成しました。
