妻から返ってきた意外なひと言
妻は少し驚いたあと、笑いながらこう言ったのです。
「やっぱりそうだったんだ!」
実は妻も、「毎回『おいしい』って言うから、本当にそう思ってるのかな?」と少し気になっていたそうです。
「私は感想を聞きたかっただけだから、遠慮しなくてよかったのに」
その言葉を聞いて、肩の力が抜けました。
それ以来、「今日はちょっと濃いかも」「これはすごく好きな味!」と、そのとき感じたことを素直に伝えられるようになりました。
すると妻も、「今日は失敗しちゃった」「今度は違う味付けにしてみようかな」と、本音で話してくれるようになったのです。
以前より会話が増え、お互いに気をつかいすぎることも少なくなりました。もちろん、伝え方には思いやりが必要です。でも、自分の気持ちを少しだけ素直に言葉にすることで、お互いをもっと理解できることもあります。
あの日、勇気を出して本音を伝えたことが、夫婦にとって自然体で過ごせる関係への第一歩になったのだと思っています。
著者:大石浩志/40代男性・香川県在住。IT系企業に勤める会社員。本を読むことが好き。
イラスト:ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

