ルビーでもサファイアでもなかった! 赤い石はルビー、青い石はサファイアと間違われてきた…自然のままで美しい宝石の正体

ルビーやサファイアとまちがわれた歴史がある

スピネルは、紀元前100年ごろのアフガニスタンのお墓から発見されたこともあるくらい人との歴史が長い宝石です。

しかし、スピネルには美しく豊富なカラーバリエーションがあるために、真っ赤に輝くレッドスピネルはルビーに、あざやかな青色が美しいブルースピネルはサファイアとまちがわれてきました。スピネルとルビーは同じ鉱山で見つかることがあるのも、この2つの宝石がまちがわれた理由のひとつ。

18世紀後半ごろ、スピネルはルビーとは別の鉱物であることがわかるようになりました。

ピンクスピネル
ピンクの濃淡が美しく、魅力的。しっかりと発色するので華やかに輝きます。
画像提供:BIZOUX

ブルースピネル
深みのある青色は、夜空のような、海の底のようなちょっとふしぎな雰囲気をもっています。
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レッドスピネル
ルビーのような赤色のスピネルのほかに、ピンクやオレンジがかった赤色のものもあります。
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「黒太子のルビー」も レッドスピネル

レッドスピネルでとくに有名なものが、14世紀にイングランドのエドワード黒太子(皇太子)がもっていた「黒太子のルビー」です。エドワード黒太子は、イングランド王エドワード3世の息子として百年戦争(イングランドとフランスの戦い)で活躍した人物です。

「黒太子のルビー」は、140カラットもある大きく美しい石で、その後も多くの国王に大切に愛用されました。

名前の通り、ルビーだと思われていましたが、じつは、レッドスピネルだったとわかったのは、しばらくたってからのことでした。

長い年月の間に、火事にみまわれたり、盗まれそうになったり、さらには第二次世界大戦の攻撃にもあいましたが、すべてをくぐり抜けてきました。現在は英国の王冠のまん中にあしらわれロンドン塔に展示されています。

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配信元: マイナビ子育て

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