夏太り対策やミネラル補給には「タコ」、疲れや紫外線ケアには「イカ」がおすすめ
「夏太りが気になる」「ミネラル不足を感じる」という方にはタコが適しています。弾力が強いタコは自然と噛(か)む回数が増えて満足感を得やすく、低カロリーでありながら良質なタンパク質を摂取できます。酸味のある酢やレモン、梅干し、トマト、生姜(しょうが)などの香味野菜と相性が良いため、キュウリやワカメと合わせた酢の物やマリネにすることで、油を使わずヘルシーに味わえます。関西や瀬戸内では半夏生(はんげしょう)の行事食として「タコめし」を食べる習慣もあります。

「夏の疲れやだるさがある」「紫外線によるダメージが気になる」という方にはイカが効果的です。ビタミンB群がエネルギー代謝を助け、ビタミンEやセレンが体内の抗酸化作用を発揮します。ビタミンCを含むパプリカやブロッコリー、リコピンを含むトマトと合わせ、少量のオリーブオイルを用いたサラダやマリネにすることで、脂溶性であるビタミンEの吸収率が大幅に向上いたします。

ただし、イカのするめや塩辛、一夜干しは塩分が多くなりやすく、マヨネーズやバターの使いすぎは低脂質という長所を消してしまうため注意が必要です。体調や料理に合わせてタコとイカを賢く選び、夏の健康管理に役立ててみてはいかがでしょうか。
(野村ゆき)

