
夏休み中に室内でゲームをして過ごす機会が多い子は近視が進みやすい(画像はイメージ)
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暑さは熱中症のリスクもあり、室内で過ごす人は多いと思います。そんな中、いわみ眼科(兵庫県芦屋市)理事長で眼科医の岩見久司さんは「夏休み中は子どもの近視が進みやすい」と警鐘を鳴らします。夏休み中に近視が進みやすい理由や、家庭でできる対策について、岩見さんが解説します。
ゲームや動画の視聴時間が増加
夏休みは子どもが家で過ごす時間が増えます。特に共働きのご家庭では、「仕事に行っている間、ちゃんと宿題しているかな」「ずっとゲームしていないかな」「YouTubeやスマホばかり見ているんじゃないか」そんな心配をしている保護者も多いのではないでしょうか。
とはいえ、この暑さです。「外で遊んできなさい」と言いたくても、35度を超えるような日に長時間外で遊ばせるわけにもいきません。子どもだって、涼しい部屋でゲームや動画を楽しみたくなります。ですから、これは決して「親の管理が悪い」という話ではありません。
ただ眼科医の立場から見ると、今の夏休みの生活には、少し気になることがあります。実は「近視が進みやすい条件」が、かなりそろいやすいのです。
猛暑の夏休みは「真夏のステイホーム」
子どもの近視には、遺伝だけでなく生活環境も関係しています。特に知られているのが、「近くを見る時間」と「屋外で過ごす時間」です。スマートフォンやタブレット、ゲーム、読書、勉強など、近くを長時間見る生活は近視と関連します。一方、屋外で過ごす時間が多いことは、特に近視の発症を予防する方向に働くことが分かっています。
つまり、「暑すぎて外に出ない」「家にいるのでスマホやゲームが増える」「動画を何時間も続けて見る」「宿題やタブレット学習もある」という夏休みの生活は、近視を考えるとあまり好ましい条件ではありません。少し大げさに言えば、猛暑による「真夏のステイホーム」です。
もちろん、「スマホを見たら近視になる」という単純な話ではありません。近視には体質や家族歴など多くの要因が関係します。また、暑い日に近視予防のため無理に外へ出る必要もありません。
