捻挫の再発を防ぐ「3つのリハビリ」とは? 治るまでの期間も医師が解説

捻挫の再発を防ぐ「3つのリハビリ」とは? 治るまでの期間も医師が解説

再発リスクを抑えるために注意すべきこと

再発リスクを抑えるために注意すべきこと

編集部

再発を防ぐために、日常生活で気を付けることはありますか?

濱野先生

大切なのは、痛みが軽くなったからといって急に活動量を戻さないことです。日常でも、階段や段差、長時間の立ち仕事などで違和感が出るようなら無理をせず、装具やテーピングを活用しながら少しずつ負荷を増やすことを心がけましょう。

編集部

サポーターやテーピングは有効ですか?

濱野先生

サポーターやテーピングは、痛みが完全になくなるまでは使用したほうがよいでしょう。日常生活に支障がなくても、正座すると痛む、足首の動く範囲が十分に戻っていないといった人は少なくありません。こうした状態では、まだ足首の安定性が十分に回復していない可能性があるため、適切に固定しながら徐々に動かすことが重要です。

編集部

捻挫が疑われる場合、受診したほうがよいサインはありますか?

濱野先生

腫れや痛みがある、体重をかけにくい、ぐらつきが続く、何度も同じようにひねるといった場合は受診をおすすめします。「ただの捻挫だろう」と思っていても、骨折や軟骨損傷、慢性足関節不安定症が隠れていることや、放置により回復が遅れることもあります。また、しびれなどの症状が残ってしまうこともあるため、捻挫が疑われる場合は一度医療機関を受診し、きちんと評価を受けてください。

編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

濱野先生

捻挫の痛みや不安定感について長く悩んでいる時点で、すでに症状が慢性化している可能性があります。繰り返す捻挫には、靱帯の緩みだけでなく、足の形や重心のかかり方、筋力やバランス機能の低下など、さまざまな原因が関係します。まずは原因をきちんと調べ、その人に合った治療や再発予防につなげることが大切です。
初めての捻挫でも「軽いから大丈夫」と自己判断せず、一度医療機関を受診し、適切な保護とリハビリを含めた治療を受けるようにしましょう。

編集部まとめ

捻挫は身近なけがだからこそ、軽く考えてしまいがちです。しかし、最初の治療が不十分だと、痛みやぐらつきが残り、再発を繰り返すこともあります。早めに受診して原因と状態を確認することが、慢性化を防ぐ第一歩です。

配信元: Medical DOC

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